ーあの人と会うと、いつも疲れるー
そんなお相手いませんか?せっかく時間を作って会うのに、疲れてしまっていたとしたら、もったいないですよね。会ったら元気の出る相手との違いを理解して、有意義な時間を過ごしましょう。
忙しい毎日だからこそ、会う人は選びましょうね。
私を疲れさせる相手
肉体的に疲れる理由は、分かりますよね。身体を酷使したからです。
じゃあ心は?心が疲れる理由は何なのでしょう。
答えは「分かってもらえないから」。話しているのに、分かってもらえない。
分かってもらえないが続くと、どんなに強いハートの持ち主も自己肯定感が下がります。セルフイメージの低下は、活力の泉源にフタをします。会うまでにこんこんと湧き出ていたパワーが、会うことによって堰き止められてしまった。だから平常時よりエネルギーが枯渇して、疲れを感じることとなったのです。
そう言われて、相手の行動を振り返ると、心当たりあるんじゃないですか?
- 一方的に話してくるだけでこちらの話にまともに取り合わない
- 自慢話や私へのダメ出しをする
- 全く知らない人の噂話
- 私の要望を全否定
とにもかくにも、私の一切を認めない!
その徹底した態度が、私を疲れさせています。
私を元気づける相手
反対に、心が元気になる理由は何なのでしょう。それはさっきの逆「分かってもらえるから」。ちょっと話すとめちゃくちゃ理解を示してもらえる。
分かってもらえると、自己肯定感が強化されます。セルフイメージの上昇は、活力の活性化につながります。会う前に比べてじゃんじゃん力が湧いてきて、心の隙が埋まっていって、元気がみなぎってくる。
実際、こんな風に振る舞われているはずです。
- 私の話にじっくりと耳を傾けてくれた
- 私も気づかなかった長所を拾い上げくれた
- 目の前の私に集中してくれた
- どんなくだらない話も一定の理解を示してくれた
会ってる時間のほとんどが私のために費やされて、まるごと認めてくれてる気がします。
その温かく包み込まれた感触が、いつも不安でしかたのない私に、安堵と元気をもたらしてくれていたのです。
正しい決断をしよう
このように私を分かろうとしてくれるかしないか、が疲れる相手と、元気の出る相手の違いです。
疲れさせる相手は、私を憂さばらしの道具くらいにしか思っていません。だから会ってる間中、いかに私をいいように使うかだけを考えています。元気になる相手は私の話を聞いて力になろうとしてくれます。
私はモノなのか、人なのか。これは私にとって、とても大きな問題です。人どうしで会ってるのに、私の方だけ人じゃない扱い受けるって、相当怒りを呼ぶ案件です。
けれどもこれは仕方のないことなのです。人をモノとして見ている相手も悪気があってそうしているのではなく、勝手にそうなっているのです。モノとして扱われた経験しかないから、人として扱うという考えを持ち合わせていない。それゆえいくら「こういう接し方は止めてよ」といったところで、理解されることはありません。
ならばこちらが人を人として見るお手本を示すか、離れるかの二択です。少なくとも疲れる関係を継続すべきではない。そして、大概モノとして扱われる人はお手本を示せるほど、人に対する造詣が深くないんですね。だから離れる一択。
疲れる相手は、離れる。これに限ります。
一人ぽっちになるのが怖くて、疲れる関係を承服する人もいます。けれど、それこそ自分を傷つける行為です。
大丈夫です。今一人になることを選んだとしても、人に対する造詣を深められれば、また誰かと繋がる生活に戻ります。今は人を見る目を養うターム。離れる勇気を持ちましょう。