今日書くのは、自分の中の矛盾について、です。
最近ワン友(犬を通じて知り合った人)さんにお招きを受けて、お茶をしにいきました。
お庭で4匹がわーっと駆け回って、とても楽しい時間でした。
そしてまた最近、「こんど○○が手に入るから、お茶しない?」と誘われたんです。
普段は”誰か誘ってくれないかな~”と寂しがってるのに、なぜかこのときは”またお誘い?”と疑問に思ったんです。
私はなんとあまのじゃくなんでしょうか。
二つの背反する想い
よく男女の仲は、「追いかけられると逃げたくなる」「逃げると追いかけたくなる」といいます。
こちらが好き!と迫ると相手は「なんだ、簡単に手に入りそう」と興ざめする。好きじゃない!と断ると「なんとしても手に入れてやろう」とやっきになる。特に男性相手だとそうなりやすいですね。
でもこれは男女限らずではないでしょうか。小さいころお友達に追いかけられると、「きゃー」と言いながら逃げ回ったことがあります。追いかけられる、イコール、逃げなくちゃ、と本能的に思ってしまうんでしょうね。
それくらい人間は人間が怖い。ある程度距離を保っていたいものなんです。
だから、相手に近づきたいと思っても、急に距離は詰めない方がいい、と言われているのでしょう。
宗教やビジネスが潜んでいる場合も
また、追われれば逃げたくなる性質以外に、急に仲良くなろうとした人には裏目的がある、というのは有名な説です。
- やたら良い人だと思って、一緒に出かけたら、同じ信仰を持った人の集会所に連れて行かれて大変だった
- 『あなたにだけよ』というから興味を持って聞いてみたら、ネズミ構のお誘いだった
そういう罠があることを私たちも知っていますから、あまり頻繁なお誘いにはいい印象をもたないんでしょう。
自分の内面が想定と違っていた
こう考えると、自分から誘う場合って結構難しいんですね。
1回目のお茶会で手応えがあったから、早々に2度目をやろうとすると、相手を困惑させてしまう。
やはり3ヶ月に一度とか、それなりの間隔を開けた方が、妙な勘ぐりを受けないんでしょう。
今回のことを通じて、「寂しいなぁ~」「誘って欲しいなぁ~」という気持ちにウソはありませんが、案外「一人がいいなぁ~」「誘われなく無いなぁ~」という気持ちもあるのだと気づきました。
人間って、贅沢ですね。
自分にとっての丁度良いを、他者に求めてしまう。もう少しこのワガママさに反省する必要がありそうです。