リア充と聞いて、どんな画を思い浮かべますか?
- みんなでBBQしている画
- 旅行に行って絶景をバックに友達と決めポーズしている画
- 恋人とラブラブの画
我々はそういった誰かと一緒のところを想像します。
でも、誰かと一緒にいさえすればいいのか?
私はそうは思いません。もっと別のなにかが必要なんじゃないでしょうか?
加藤一二三氏にみたリア充
今期で引退された将棋界の天才こと加藤一二三氏。特徴的な風貌と規格外れな生き様から人気を博しています。
その加藤さんがリア充だというのです。
28連勝中の藤井4段14歳は凄い。
— みた八 (@mitahachi) 2017年6月26日
だけど同じ14歳でプロになり、授業に出席できない彼の為に
ノートを届け続けてくれた女の子と結婚し、
77歳の今日まで仲良しの加藤ひふみんのリア充ぶりはもっと凄い。
加藤氏はBBQもしてないし、男子会もしてない。ラブラブのお相手を自慢もしてない。
けど、「リア充」。
ここから分かるのは、リア充は群れる必要どない、派手な画も必要ない、ということ。そして自分以外に一人いれば成立するということ。
リア充に必要なことは?
でもその一人は誰でもいいわけじゃない。
欠けてはいけないことがあります。
それが
「自分を思ってくれる人であること」と「自分が思える人であること」だと思います。
広い世界でぽつんといる自分を迎えに来てくれる誰か、そして迎えに行きたいと思う誰かがいることで、独りじゃない世界の扉が開ける。
互いが映し鏡のような存在で、「あなたがいるから、私がいられる。私がいるから、あなたもいられる」という間柄。
そういう相手がいれば、人生の力強さは変わるんじゃないでしょうか。
リア充に必要なことは、心から思える誰かと出会う事だと思うのです。
思い思われる相手のいない人はリア充にはなれない
本当に必要な相手を見つけることのできる人は、物事の優先順位を的確に決められます。
件の加藤氏は「引退会見よりも前に家族へ報告するのが先」、として対局当日は無言でその場を後にしました。
#加藤一二三 対局から一夜明けたインタビューで『引退会見をしないで帰宅したのは、まず帰宅し今まで支えてくれた家族に報告し、お疲れ様、有難うと家族と励ましあってからだと思う。記者会見はその後だという認識。それが自分の常識です』と。記者会見より家族に報告!先生、私 号泣です。 pic.twitter.com/IOgm7gZ61y
— 🐥羽生理恵🐥あひる夫人(通称) (@usaginoheso) 2017年6月21日
これにより、加藤氏の思われ人(奥様)はよりいっそう加藤氏からの愛を感じたに違いありません。
周りからよく思われたいと自分を盛ることに必死で、誰を思い誰に思われるかを決められずにいる人は、たとえSNSの画面が派手であったとしても、本物のリア充とはほど遠いのだと思います。