身体が小さくて、気の弱い子は、いじめの対象にされやすい。
小さい頃に虐められると、大人になってからも虐めに遭いやすい。
子どもの頃にはどうしようもなかったことも、大人になったらどうにかなるはずなのに、未だ虐められるポジションにいる人がいる。
彼らは一体どうしたらいいのだろう?
虐めのメカニズムを知る
気の弱い子を見ると、まず最初に起きる感情は
✓ 目障りだなぁ~
✓ 辛気くさいなぁ~
✓ 泣くなよ
✓ オマエの悲しみなぞ、知らんがな
といったものではないだろうか?
どうみても歓迎される感情ではない。むしろ疎まれている。
そう、遠くへ遠くへそいつを追いやりたい、という気持ちが表れている。
斥けたいという思いが生まれるのは、弱い相手を見て、(いつもは隠している)弱い己を見せつけられてる気になるから。
本当はみんな弱い。でもそこを踏ん張って社会性を身に纏い、そこそこの義務を果たしている。その踏ん張りを無くさないためには、弱さから目を背けるのが一番早いのだ。
もし目を背けられない場合(物理的に離れられない)は、弱いそいつを叩いて、かりそめの強い私を手に入れる。そうやって、乱れた心の平穏を、弱さに傾きそうになった自分を、取り戻す。
つまり無視や虐めは歪んだ自己肯定の手段である。
手順を踏んで戦いに挑む
相手が自分を虐めてくる理由は、相手の心の弱さにある。だからといって、心の強い人ばかりを選んでおつきあいすることはできない。
ならば、上記のループが出来上がらないように心がけよう。
つまり、気の弱さから脱却すること。即ち自分を信じる力を持つこと。何があっても自分は自分の味方であり続けると誓うこと、である。
そうすれば、最低一人は味方がつくので、心を落ち着けられる。その冷静さを持って、相手に向き合える。その後、本気で戦えば良い。
戦をやるならまず勝てるくらい冷静になることだ。