人と接する以上避けられないのが傷つくこと。
ACは傷つきやすく、落ち込みやすい。
どんなことに傷つきやすいのか例をあげながら分類していき、その対処法を述べるのでおつきあいを。
2つに分けられるおおまかな分類
それでは、早速分けていこう。
1)ACが嫌な気持ちになる
- 詮索される
- 決めつけられる
- 比較される
- 上から目線のアドバイスをされる
- 愚痴を吐かれる
- 聞き役をやらされる
- 傷口に塩を塗られる
- 丸投げされる(相手に受身になられる)
2)ACの自尊心が痛む
- 軽んじられる・バカにされる・邪険にされる
- 仲間外れにされる
- 優先順位をかなり下にされる
- モノのように扱われる
- 容姿などどうしようもないことをとやかく言われる
- (比較される)
- 求められない
- えこひいきされない
- 誘われない
- もてなされない
あなたは、このうちのどれに当てはまっただろうか?
さらにこまかく分ける
1)1.-7. は、ジャイアン的押し切られ感が強い感じ。即ち上下関係において、ACを下と見なした行動といえる。
1)8. だけは毛色が違って、依存的傾向が出ている。ということで、考えるのが億劫だからACに全部押しつけた行動といえよう。
2)1.-6. は、虐げられ感が強く出ている。人と人の横関係において、ACを下に貶めることで自分の地位を相対的に浮上させる行動と定義できる。
2)7.-10. はAC自らが引き寄せた状態。
ACを下に見て、ACに押しつけて、ACを貶める。もうこれは悪意がある、としか言いようがない。
ただし、痛めつけてくる人たちは、おそらく無自覚にやっている。
痛めつけてくる人の狙いは何か?
自覚があろうが無かろうが、痛めつけるということは、そこには刃がある。
刀をつきたてなければならない理由がある。
丸腰では怖い、という恐怖感がある。
なぜ、丸腰ではいけないのか。
それは、無意識ながらも自分の弱点を感じているから。
弱点とは、未知なる物に向き合いその場で考える思考力の欠落、自分の采配力への不信感、不完全でも許容出来るという自分を容認する懐の不足である。
考える力・信じる力・受け止める力がないのを隠すために、あなたに刃を立てて、目くらまししている。
突きつけられた刃に勝つ方法はあるのか?
あなたがもし、突き立てられた刃に目を奪われるなら、勝つ方法は・・・ない。
刃はもうのど元にある。
だから方法はただ一つ。刃を鞘に収めさせること。
考えてみて欲しい。
考える力・信じる力・受け止める力がない、ということは、「自分がない」と言えるのではないだろうか。
「自分がない」相手に勝つには、「自分がある」に変わること。
自分があれば、相手の弱点を見透かせる。
落ち着いて見抜くことができる。
弱点さえ見抜けば、相手の刃を突き立てておく気力を奪うのは簡単。
あなたの唯一の誤り
痛めつけてくる人もまた、「自分のない」アダルトチルドレンである。
同じアダルトチルドレン同士、相手はたまたま相対的に強かったから攻撃側になっただけで、場が違えば攻撃される側に回る。
本当の意味では、どちらも弱いのだ。
そんなどんぐりの背比べの世界で、ずっとやられっぱなしの位置に居続けることは誤り。
早くそのどろ沼から脱出しよう。
あなたには、傷つかない権利がある!!