深谷まみさんへ
はじめまして、KOMAです。
メールを読みました。
親というのはその存在が現世にあろうともなかろうとも、深く深く子供の心に居続けるものです。
いい親像であればピンチの時に救いの声をくれる、悪い親像ならピンチの時に追い打ちを掛ける→心に居着く親像によって良き薬にも悪き薬にもなります。
つまり実存する親とは関係なく、心の親像に我々は左右されているのです。
ならばいっそう都合良く自分を支えてくれる親の像に変えてしまうという治療法(認知療法)があります。
ちょこちょこっと自分の中の像を変えていくと、今まで見ていた景色が、あるとき別の意味を持って自分の中に取り込まれる時がきます。
薬物療法と平行して、認知の変化が訪れるような治療を受けられると、効果が出るように思いますよ。
By KOMA