最近よく観ている「解決!ナイナイアンサー」で気になっている心理カウンセラーの心屋氏のHPをちょっくら覗いてみた。
心屋氏は、以前個人カウンセリングをやっていて、カウンセリングを受けた人の感想が正直に掲載されていた。
一回ですっと解決した人、そうではなかった人とその効果は多様である。
なぜ解決する人としない人に分かれるかというのを考えてみることにした。
今、年末なので、各家庭で大掃除をしていると思う。
ご多分に漏れずKOMA家もちょっとずつ頑張っている。
4日前から入居して初の台所換気扇を掃除しはじめた。
写真の通り、油がベットリだ。
ちょっとやそっと台所用洗剤で磨いたところでびくともしない。
ところが赤星氏提唱のとろとろ石けんを使うと写真右のようにキレイになった。
重曹でも台所用洗剤でもクレンザーでもアルカリウオッシュでもダメだった汚れが嘘のように取れた。
もちろんとろとろ石けんを塗布したからといって、あっという間にキレイになったのではなく、ブラシでごしごしと磨いたのは言うまでもない。
つまりある汚れに対して適した洗剤と幾ばくかの力学的力を加えることで、汚れを取り去ることが出来た。
心にたまった苦しみも同じである。
鬱積した年数が長ければ長いほど、苦しみはしつこくこびりつき、適切な処置でないと溶け出さない。
カウンセラーの悪の根源を見抜く力とクライアントの自分と向き合う力業を以て、苦しみが薄まるのだ。
カウンセラーも得手不得手があり、且つクライアントのこびりつき度合いは一人一人異なる。
両方がぴったりとくれば、苦しみは汚れと同じくスルリと溶け出すだろう。
もちろん、力のあるカウンセラーならたいていの人の心を緩めることはできるかもしれない。
でもそれにはクライアントが自分と向き合う時間が必要となる。
カウンセラーは神ではない。
その場ですっと全てが解決するという魔法はかけられない。
ただ本人が苦しんでいる原因を少し高い所から観ることが出来るだけだ。
回復するのは本人次第。
どんな有能なカウンセラーと出会っても、クライアントの頑張り次第で結果はどうとでも転ぶのです。