40代の女性です。
既婚で子供はいません。
自分がアダルトチルドレンなのかどうかはわかりません。
ただ、毎日、実家の母からの電話着信に怯えています。
電話に出ると母から
「毎日がつらくてたまらない」
という愚痴が出ます。
最近は母なりに気を使って、精一杯明るく振舞おうとしているようなのです。
父は既に他界しました。
父がいた頃は、暴力的な父の存在に家族は怯えていました。
言葉と身体の両方をふるう父の姿を見て育ちました。
そして、20歳を越える頃からは、父についての悩みを母から聞くのが私の仕事でした。
私は結婚して実家を離れ、ホッとしました。
しかし、一方で、母からこまめに電話が来て、話題は父の暴言についての悩みでした。
「あんたは良いわねえ。旦那さんが優しいから」
とか
「実家を離れて良かったわねえ」
と言われると母に申し訳ないような気がしました。
その父が死に至る病気になると、今度は母は慌て始めました。
「誰かの妻である」という立場を失うことが怖かったようです。
父は、亡くなる直前に子供たちや親戚に
「お母さんのことを頼む」
と言い残したのですが、母はその言葉を持ち出し、
「お父さんは私のことを頼んでくれたのに誰も私を守ってくれない」
ということを言っていました。
また、
「自分は年を取って、守ってもらうべき年齢になった」
ということを主張します。
年齢のことを言われると、そうなのかな、と思います。
元は社交的で友達が多い母でしたが、最近は母と親しかった人たちが母から疎遠になっているようです。
実家に帰った時に、私と母が歩いていた時に知り合いの方に声をかけられたのですが、その方は母ではなく私に声をかけました。
そして、母が話しかけても母には返事をせずに私に声をかけました。
かつては母と親しかった方です。
その時に、母が他の人とうまくいかなくなりつつあるのを感じました。
でも、他人は疎遠になることはできても、親子は縁を切ることができません。
可愛がって育ててもらったことは事実ですし、完璧な親なんて存在しないとも思います。
母がいなくなったらホッとするのかな、という思いが自分の脳裏を横切る時、ハッとします。
その母は、自分は長生きすると言い張っています。
(オレンジさん 40代 女性)
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オレンジさんへ
こんばんわ。文章拝見しました。文字数934文字。バッチリルール守ってくださって
いますね。ありがとうございます。
アダルトチルドレン(AC)は医学用語ではないので、自分がACと思えばそれで
いいんですよ。
似た経験をもつ私としても、オレンジさんのお気持ちよ~く分かります。
きっとネットの世界の皆さんもそうではないでしょうか?
重苦しくのしかかってくる親の執着。
払っても払ってもからみつくなにか。
苦しいですね。
それこそがACを作った元ではないかと思います。
他の皆さんも似たような体験があれば、コメントをお寄せください。
毒を吐くことは大事です。
ネットですから見たい人が見るだけ。
誰も傷つけません。
ちょっとぐらいキタナイ言葉で「おりゃー」とか「おもっくるしいんじゃ!」
ぐらいはOKです。
人間はつきあって気持ちの良い人としかつきあいません。
オレンジ母さんとの付き合いをオレンジさんに苦しいように、周りの人も
苦しいんです。
周りの人の方が遠慮ありませんから、素直に「疎遠」という感情が出てくる。
親が嫌だと思うときは、そう思っていいじゃありませんか。
感情は抑える方が腐臭を放つんです。