スーザンフォワードの「となりの脅迫者」を読み始めました。
すると、心当たりあるわあるわの大豊作。自分も他者も脅迫しまくっていますね。
発言小町で子供の友達が家族でスカイツリーに行くのに参加させて欲しいといって
こられて困っているというトピックが立っていました。
友達宅は母子家庭で子供に時間や費用を十分に掛けてやれないそうです。
そこへトピ主一家がスカイツリーに行くという話を子供から聞かされた友達母は
いてもたってもいられず、「一緒に連れていってくれないか」とお願いしました。
常識的に考えて、家族のお出かけに友達はつれていきません。で、お断りしたところ
「うちの事情は知っているでしょ。自分たちさえ楽しければいいの?薄情者!」という
返しを喰らったそうです。
これがまさに脅迫。
トピ主さんは、子供同士の仲が悪くなることの懸念、母子家庭への配慮のなさが
があるのではという自責の念に囚われ、子供に口止めをしなかったことを後悔します。
でも外野から見て、トピ主さんの態度が至極当然。
子供が楽しい未来のことを話すのもなんら悪いことに見えません。
ただ楽しく家族のことを話す、家族の行事をすることに対し、脅迫を受けるいわれは
ないんです。
この事実から学べることは、なにげない日常の中に脅迫を受ける可能性はいつも
潜んでいるということです。
他者の事情は自分の知る所ではありません。
それを配慮しろだなんて無理がありすぎます。
身内に不幸があった、配偶者と別れた等の様々な不幸があります。
それに対し対し、自発的に配慮することはあっても、脅迫的に配慮しなければ
ならないということはありません。
それをはき違えて被害者面をする厚顔無恥な人とはおつきあいしないことが無難
です。
人の心遣いは感謝することはあれ、要求することではないからです。
まだ本に途中までしか目を通していないので、これから読む先に、脅迫者に
どう対処していくか有効な手段が載っていることを期待して読み進めたいと思います。
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