心の流れBlog

上手くいかなくて迷い込んだときの読みもの

人から利用されずに好かれる人間になろう

あなたはどんなセルフイメージを持っているだろうか?

この題目を読んでいるくらいだから、人から利用されやすいイメージか。
優しいあなたはついつい人の話を聞いてあげる。だけれど聞いた後はいつもぐったり。本当は途中で降りたい、話を打ち切りたい。けど、話題を覆せない自分、流れを変えられない自分が立ちはだかって、相手のペースに飲まれる。

そうなるのは、「自分はなんにも出来ない人」というセルフイメージのせい。セルフイメージがあなたを抑え込んで、なんとかしようとする気を削いでいる。

でも、そのセルフイメージって変えられない? ホントに自分はなんにも出来ない? やり方が分かれば出来るんじゃないかな。

ちょっとしたコツで覆せるかも

セルフイメージの低い人は、ピンチの時に何も出来ない自分が嫌で嫌でたまらない。
だいたいこんな風になるから。

相手「減るもんじゃないし、ちょっとくらい使わせて」と私の道具を使い続けようとしたとき
私 「アンタ何いってるの?人のモノ使っといてその言いぐさは何?」
相手「ケチくさいな。度量の大きな人間は誰にでも優しくするもんだ」
私 「……」

言い返せなくなった自分に腹が立つ。間違ってるのは相手だ。なのに言葉で改心させられない。
では、どうすれば考えを改めさせられただろう。

たとえば私の一言目が、こんなだったら?
「あんた、ってもっと常識的な人だと思っていた。周りが今回のようなことをしったらアンタを敬遠するだろうねー」
他には、
「へぇ、減るもんじゃなきゃ、何使ったっていいんだね。だったらあなたの○○をこっちへよこしなよ。減るもんじゃないんでしょ?」
「そんなに言う位なら、さぞ、他の人にいっぱい貸してきたんだよね。ちなみに誰に? この場で確かめてみるわ」
「そう、親に教わったの? 今のあんたを知ったらお母さん悲しまない?」
などなど。

では、この4例と最初の何が違うのだろう?



それは、誰の方を向いてるか。
最初のは、「私のモノだから、守らなくちゃ」と私に意識が向いている。
4例は、最初に「あなたがどうなんだ」と、相手に意識が向いている。

結局「私」を見るか、「相手」を見るかで、相手の行動が改められるかられないか、決まる。

これは夫婦げんかでも言えること。
73歳の夫が71歳の妻を、「両親の悪口を言われ、日常的に口論になっていた。我慢の限界になって刺した」という理由で殺害したニュース。

これがもし、両親の悪口を言うのを聞いて、
”バカにされた”
と自分の意識が向いてしまったのを、
”相手(妻)は私の両親になにか苦しめられてたんだろうか”
と相手に意識を向けられてたら、何かが違った可能性がきわめて高い。もしかしたら殺害ならぬ、夫婦愛の再確認に変わったかもしれない。

そんな大きな転換さえ生み出すコツは、「誰の方を向くか」それ一点。

雑用はこう頼め!

ではこちらが話を切り出すときはどうすればいいだろうか。

自分が上司で部下に雑用を頼むとき、”頼みたい”という自分に意識が向いていると
「○○さん、これやっといて」とか、「○○さん、悪いんだけどこれやっといてくれない?」といった切り出し方になる。

これを相手に意識を切り替えて行うと
「○○さんに手を貸して欲しいことがあるんだ。」(相手の目を見て)「これ、お願いできないか?」
「~な仕事と、~な仕事があるんだけど、どっちがいい?」
「これをお願いしたい。大した仕事に見えないかもしれないけど、後々重要な意味を持つんだ。やってくれないか?」
となる。

意識が自分に向いてるか、相手に向いてるかで、こうも違ってくる。
意識を向ける先が、自分と相手の違いなんとなく掴めるだろうか?

人というものを知る

相手に意識を切り替えるとき、人とはどういうものか?を念頭に置くとわかりやすい

人とはどういうものか?を挙げると


・人とは、親に頭の上がらないものであり、親にこそ認められたいと願うものである
・人とは、孤立を恐れ、仲間に迎え入れられるのを心地よく思うものである
・人とは、自分が特別な人間であると感じられる場面に出くわすと、嬉しく思うものである
・人とは、目の前の言葉に気を取られ、その奥にある目的に気を配らないものである
・人とは、自分がかわいく、自分をかわいがってくれる人へ親愛の情を抱きやすい

気づいていないだけで、他にもあるかもしれない。ただこういう「人とは」という定義に沿って相手のことを考えると相手に意識を向けた言葉を作りやすい。

好かれる人間に変身できるワケ

さて、ここまで読んできてどうだろう。
相手に意識を払った上で言葉を発することができるようになったら、「自分はなんにも出来ない人」というセルフイメージが、「私はなんとか出来そうな人」に変わるのではないだろうか。

それには優れた語彙を使ったわけじゃない。ただ意識の先を切り替えただけ。例の答えには挑発的なものもあったが、報復が怖いのなら、マイルドなものを選べば良い。そして何を返そうかと考えているあなたは、もう人から利用される立場にはいない。
自らで考え、自らで選び取り、自ら相手へ意識を向けようとする一人の自立した人間。

そういう人間は芯があって格好いいし、頼りにされて、人気がでる。すでに好かれる人間へと変貌を遂げてる。

人に好かれよう、好かれようとしている間は好かれない、という定説は、好かれようと自分に意識が向いてる間は好かれませんよ、という意味でもある。
相手のことを考えよう、考えようとしていると、いつの間にか好かれていたが真実。

だからまずは自分の意識を向けてる先がどこなのかを認識して、そこから向きを変える方法を編み出してみてはいかがだろうか。