心の流れBlog

上手くいかなくて迷い込んだときの読みもの

流産をした母親の気持ちに寄り添う

流産した人が、周りから掛けられた言葉に傷ついたという記事を目にしました。

あなたならどんな言葉を掛けますか?

まず最初にやるのは言葉を考えるではない

「どんな言葉を掛けますか?」と問われて、言葉を考えようとしてはいけない。

「考える」という行為が、自分よがりを生んでしまうから。
大切なのは母親の気持ち。
ゆっくり、じっくり母親の気持ちを想像してみる。

・昨日まで楽しみにしていた出会いを奪われた喪失感
・なんで私がそういう目に遭うの!という理不尽さを前にした怒り
・赤ちゃんの誕生を楽しみにしていた周りへ報告する気の重さ
・未来が閉ざされた閉塞感
・妊娠中の生活態度が悪かったんじゃないか、という自分を責める気持ち

私が考え得るお母さんの心中を想像してみた。

呼応する言葉とは?

そういったことを勘案した上で、言葉を呼び起こしてみる。

最初に来るのは
「辛かったよね」
「きっと今は何も考えられないよね」

そしてもう一歩相手の肩を持って
「私もなんでアンタみたいに善良な生き方している人にこんなこと起こるのか?って思うよ。」

相手を認める気持ちをもって
「辛かったよね。なのによく言ってくれたね。もし苦しくなったらいつでも電話しておいで」

さらにもっと心に迫って
「きっと今は何も考えられないと思う。それだけ赤ちゃんのことだけを思って過ごしてきたんだもんね」
「アンタがどれだけ赤ちゃんのことを思ってきたのか、知ってる。生まれてはこれなかったけど、その思いはちゃんと届いていると思うよ。だから自分を責めるな。アンタはがんばった」

お母さんの気持ちを何よりも大切に

大事なのは、お母さんの気持ち。そっとすくうような気持ちで包み込む。辛くて重く沈んだ気持ちを、あなたの手で少し支える。重さを軽くしてやる。丸々代わることはできないけど、その何十分の一かを背負おうとしたとき、下を向いていた母親がふと顔を上げる気になってくれるかもしれない。

寄り添うというのは、すごい台詞をいって相手を元気づけることなんかじゃない。相手のことをめいいっぱい想像して、第三者である自分がちょっとだけ肩を貸してやること。だから、言葉は作っちゃいけない。ただ相手の心を想像してわいてくるのを待つ。