心の流れBlog

心の守り方を考える

婚活で高望みする人は自らを条件で縛っている

結婚するなら、背が高くて高学歴で、義両親と同居に必要が無く、見た目が若い人、と(本音では)ほとんどの女性は思っていることでしょう。
それでも条件から外れた人と早々に結婚する人もいれば、いつまでも条件を譲ることなくお相手探しに奔走する方に分かれます。

後者は、「高望み」と叩かれ、疎まれます。
そんな彼女たちはけして鉄の心を持っているわけではなく、心のない言葉に傷ついている。けれど望みを諦められない。というジレンマに悩まされています。

なぜ望みを手放さないのでしょう?
そこには、手放せないなりの理由があったのです。

満点を期待されていた少女

高度経済成長期、ほとんどの人が成功することを目指していました。

良い学校に入って、大企業に勤めて、素敵なパートナーと出会って、結婚して、子供を産んで、家を建てて…。
景気のよさも手伝って、トントン拍子の人生を叶えるため一斉に走り出したのです

母親は娘に成功へのステップを歩ませるべく、さまざまな習い事に、躾け、はたまた友人作りまで手を貸してきました。
「お母さんの喜ぶ顔が見たくて、(本意ではないけど)頑張った」とかたる女性は、今の30~40代に大勢います。

決められた【成功の型】にはまることに身を捧げ、いつもいつもそこからはみ出ないように必死でいた少女時代。
満点を期待される人生は、さぞ苦しかったことでしょう。

満点の世界から降りられない女性

頑張ってそれなりの結果を残せた人は、満点以外の人生を知りません。
仕事もプライベートも、満足いくところまで突き詰める。きっとその能力の高さは、周りの平均的な男性以上だったことでしょう。
就職活動で人事関係者が「女子学生の方が、男子学生より出来が良い」と評するのは、当たり前になりつつあります。

自分で出来ることは、「努力」だけでなんとかなります。勉強も仕事もそうやって勝ち抜いてきました。が、こと他人も巻き込んでやることはどうでしょう?
自分だけが空回りして、頑張っても報われない状態に陥ってはいないでしょうか。

その一つが婚活です。
「私はいろいろ持ってるんだから、相応の人と出会って結婚するだろう」、とスタートしたのはいいけど、2年経っても3年経っても成果らしい成果が出ない。
なんとかおつきあいまでたどり着いたところで、最後は断られる。

「なんで、この私が…」と辛い状況を前に、発狂しそうです。一人で寝るベッドは冷たく、同期で結婚していった子のことを思い浮かべては、眠れない夜を幾度となく越えたことでしょう。
周りからは、「アンタ、高望みだから結婚できないんだよ」と言われても、何が高望みなのか全然分からない。
「共に生きていくの必要な楽しい会話と安定した暮らしを手に入れるために、必要最低限のことを望むのがいけないのか?」という考えが頭をもたげ、もはや結婚ってなにがいいのか分からなくなってしまっている。

訳の分からない理由で周りから責められるのは、本当に辛いですね。

それでも望みを捨てられない理由

「高望み」ってなんでしょうね?
身分不相応なことを望むってことでしょうか?

だとしたら、美貌も人脈も仕事のスキルも対人スキルもある自分に相応しい人って、やっぱり最初に挙げた条件を満たす人で間違っていない、と思います。
確かに出現率で言ったら低いのかもしれません。でもいないこともない。

じゃあ、そういう条件を満たしたことのある人とつきあったことは?と言われたらどうでしょう。
意外と相手のお眼鏡にはかなわなかったのではありませんか? もしくはつきあったけど、浮気されて別れたとか。

つまり、望む条件の人と魂で通じ合えなかったということです。
でしたら今の段になって突如条件を満たした男性から好かれる、なんてことありませんね。

今のあなたはお相手にどう映っているでしょう。想像してみてください。
たとえばあなたの目に「あれがいや~」「こうじゃなきゃ出来ない」といい続ける人物はどう映りますか?
メンドウクサイ人? ワガママな人? 

大概悪い印象です。
なんで悪いかというと、つきあう為に超えなくちゃいけない見えないハードルが山ほど見えるからです。
関わりの薄い相手のためにわざわざそんなハードル越えようとしませんね。さっさと退却します。

あなたの周りにいた人々にも、同様の景色が見えていたはず。
出される条件の多さに辟易して、早々の退却を決め込んでいたことでしょう。だからあなたの周りに男性が残っていない。

かといって、挙げた条件を手放せますか?
答えは「NO」

結婚できればなんでもいい、とは思えないからです。
あなたにとってこれが最低条件なんです。

でも、それホントですか?

あなたが自分に「私こうじゃなきゃイケナイ、だからあなた(男性)もこうじゃなきゃイケナイ」と決めつけていませんか?
そうやって非の打ち所のないカップルになろうとしていませんか?

縛りを解いて自分を肯定しよう

完璧なカップルが手にするものは、「周りから攻撃されない」ことだけ。
それでも、将来なにか起これば、完璧さはもろくも崩れ去るでしょう。

つまり、完璧は継続しません。みんな薄々分かっているから、柔軟な対応が出来る人を求めるのです。
そして出来る人(高い条件を満たす人)ほどその傾向は強い。

残念ながら今のあなたは柔軟な人ではありません。
反対に凄く硬い。条件という鎧でカッチカチに身を固めています。

そのような人は、(出来てるか出来てないかは別にして)自分に多くの縛りをかけています。自己不全感を縛りで打ち消そうとしているのです。
自分の実力や優しさを信じておらず、自らをビシバシしごきあげることでなんとか「ふつう」を保っている、つもりです。
けれどすでにここまで立派に生き抜いてきた実績があるのですから、縛りを解いて気を緩めたって、けっこういろいろできちゃいますよ。

婚活で血眼になってたときは全敗だったのに、結婚を諦めたらご縁が舞い込んだという話を耳にしたことがあります。これは自分を縛り上げている状態から、縛りを解いて現状を肯定する気持ちになったからです。
「ああしなくちゃ」と思ってる人は、周りからみると窮屈で魅力がなく、今を楽しんでいる人間は、おおらかで魅力的に映ります。

条件が外せず苦しんでいる人は、一度自分を縛ってるものの確認をした方がいいでしょう。婚活はそれからでも遅くはありません。

縛っているもの探しのお手伝いが必要なときは右上バナーの「心の流れカウンセリングサイト」まで。