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心の流れBlog

心の守り方を考える

人との距離感を気にする前に気にすべきこと

人との距離感に悩む人は少なくありません。かくいう私もその一人でした。

せっかく気が合っても、短期間に距離を詰めすぎて上手くいかなくなったり、遠慮が過ぎて仲良くなれずにいたり。

でも「他者」というのはつかみ所が無く、理解には時間がかかるもの。それよりもっと身近な存在の距離を測ってみる方が先かも知れません。

言葉にみる距離の取り方

あなた(女性)は異性のことをなんといいますか? オトコ それとも 男性?

オトコというと、「あのオトコがさぁ~」「あら、いいオトコ!」と表現するように、どこか自分のモノ的扱い もしくは 欲望の対象 といった匂いがします。
それが男性という言葉に変えるだけで、「あの男性が~」「あらっ、素敵な男性!」といったように、ちょっと距離をおいた、礼儀正しさが出てきます。

オトコと男性。異性を表すたった一つの言葉を変えるだけで、対象への距離感はぐっと変わります。

身体にみる距離の取り方

あなたは自分の身体をどう扱っていますか? 惰性にまかせた扱い それとも もっといい身体を目指してシェイプ?

いつものように起き、いつものように支度し、いつものように飲食し、いつものように洗い、いつものように夜遅く寝る。この「いつものように」の惰性を繰り返す限り、改めて身体の具合を気にすることはありません。
自分に同化している。

それを、ちょっと早起き、ちょっといい身なりをする、ちょっと栄養に気をつける、ちょっとスペシャルなボディケアをする、ちょっと早寝する。この「ちょっと」の意識を持つと、いつもの身体の意識から離れて、距離を保ったまま遠くから見返すことができる。

身体一つへの意識も、「いつものように」から「ちょっと」に変えるだけで、身体への距離感が変わります。

他にも距離の変わるモノ

例えば「経験」なんてどうでしょうか。

当たり前にしてきた経験。例えば母から束縛されていた過去は、自分にとっては当たり前の経験。でもノートに書けば、経験者のしたためた本を読めば、外から眺めることが出来ます。

そして感情。

悲しい、嬉しい、以外にも、恥ずかしいや胸が締めつけられる、焦りでいっぱいになるといった表に出にくい感情は、自分の一部と化しています。それを思い切って書き出してみる、独り言でもいいからしゃべってみると、「あぁ、自分ってこんな感情を持ってたんだね」と保護者的目線で受け止めることが出来るのです。

全てを自分と同化して距離を保たないから失敗する

言葉も身体も経験も感情も全部自分に付随するのに、多くの人はそれとの距離感を保てていません。
自分にまつわることの距離をまともにとれない人が、自分よりもっと遠い存在である他者に対してて適切な距離をとることが出来うるのでしょうか?

適切な距離を保てなければ、いつか相手の入ってきて欲しくないところに誤って踏み込んでしまい、関係を壊してしまう。
だから距離は必要です。
距離があるからこそ、「手中に入らないのだな」という厳しさを持って相手に対峙することができ、それが相手への尊重へと繋がるのです。

ですから「人との距離感」云々を悩む前に、まず自分と自分に付随する何かの距離感を見つめ直してみてはいかがでしょうか?