心の流れBlog

心の守り方を考える

人の話を聞こうとして聞けるなら誰も苦労したりしない

みなさん、人の話をきちんと聞けてますか?
私はカウンセリングをやってる立場なのに、普段は全然聞けていません。

イカン、イカンと思いつつ、つい自分の話をしてしまっています。

おそらくそんな自分に今まで100遍以上ダメだししてるのですが、そのクセは治りません。
もしかしたら、ダメだしじゃないことをしないといけないのでは? と思い始めています。

行動の振り返り

では、どんな風に自分の話をしてしまっているかというと

  • 相手の話をきっかけに、反射的に自分の記憶をたどってしまっている
  • たどった先でなにか心当たりがあれば、話さずにはいられない
  • 相手より自分の方が出来がいいとアピールしたくてたまらない
  • 「相手の心に寄り添う」のが面倒、と思っている

もうね、典型的なジコチューですよ。
相手を「話題のきっかけをくれる人」扱いして、敬意とか全然払ってない。

こんな「自分・自分・自分」意識じゃ、人の話なんぞ聞けるはずもありません。

一体何を狙ってる?

このような行動は無意識に行われてるようにみえて、ちゃんとした狙いがあります。

その狙いとは

  • 自分の話を受け止めて欲しい
  • 相手の話についてけない(ショボイ知識の)自分を隠したい
  • 相手に合わせられない器量の狭い自分を露わにしたくない


どうでしょう? ずいぶんと幼稚で不安を抱えた人物に感じませんか?
いい大人がですよ、こんなちゃちい心でいるんです。

ちゃちい私の思い込み

なぜちゃちい心でいるかというと、私の思い込みのせいです。

その思い込みとは…
弱い人間は世間から不要扱いを受ける。だから弱さはなんとしても隠さねばならない!
です。

めちゃくちゃ弱い自分がバレて周りから捨てられないように、「私こんだけスゴいのよ!」アピールを辞められなくなってる。
別に弱い自分がいたからって、それにほっとしてくれる人がいるかもしれないし、知識や寄せる気持ちが足りなくても一生懸命聞こうとする態度に好感をもってくれる相手がいるかもしれないのに、そこはズボッと抜けています。

頭カンカチコンですね。

じゃ、どうすれば?

こんな ”やべー、周りが自分を見捨てにかかるんじゃね?” みたいな恐る恐るの心境で、「ハイ!人の話は聞こーねー」と自分に言い聞かせたって、そんなの無理でしょ。

なので、まず自分を落ち着かせることから始めます。
”君が話をしなくても、誰も君を捨てないよ。もっと自分という存在を信じて!!” と語りかける。

そして人の話を聞くことで得られる「得」を想像する。例えば相手が前のめりで話す様子を思い浮かべてみる。相手が楽しい顔になって、自分も幸せを感じるところを考えてみる。
すると不思議なことに、少しばかり心が落ち着くんです。

「話を聞こう」と意識してたときには「できない自分」がクローズアップされて苦しかったのが、「自分の心」に意識を向けると心が静まる。だからって一朝一夕に変われるもんではないですが、少なくともダメ出ししてた頃より心穏やかになります。

頑張るには頑張るべき方向がある。
でもその方向を見定められず、「やらねば」という気持ちに囚われていては、時間ばかりが過ぎていきます。

一度自分の心に問いかけて、本当は何が足を引っ張ってるのかを明らかにしてから努力を始めても遅くはないんじゃないでしょうか。