心の流れBlog

上手くいかなくて迷い込んだときの読みもの

自信とは「持っているものをひけらかすこと」ではない

出身大学を自慢しているヤツ
所属している会社名を鼻高々に言うヤツ
年収をひけらかすヤツ
友達がいるぞアピールがスゴいヤツ

あなたの周りにいるだろうか?
この人達は、なにゆえこれらの事実を吹聴するのだろう?
そこに迫ってみたいと思う。

自信家に見えてもホントのところは?

たいしたものを持っていない我々は、人の自慢話を聞いて、”自分には無縁の素晴らしい世界にいるのだなぁ”と感心する。
彼らが口にしているのは、動かしようのない「事実」。
確かに大学も、会社も、年収も友達もウソではないだろう。
ただ、なぜにそれを吹聴するのだ?

大学がどこであっても、今ここにいる自分は自分。
どんな会社に所属していても、それは自分がやりたいことを実現する場所でしかない。
年収は高くても低くても、暮らしていけりゃ、それでいい。
友達はいたらいいかもしれないが、いなくても別に構わない。

衣食住足りて、毎日精力的にやりたいことにまい進している人が、過去を振り返るだろうか?
おそらく、これから何をしよう?、どうすればいい?、誰に会えばいい?、ということだけを気にしている。

ところが、毎日いやいや仕事をやらされている人は、これからのことになど目を向ける余裕がない。
いやな現実から目を反らすために、”過去にこうだったよね、あーだったよね”を振り返る。
今にも崩れそうな足元を、手に入っていたもので必死に固めて、なんとか立ち姿を保っている。

自慢している自信家もどきの心は、これほどにもろい。

真の自信家とは?

本当の自信家は、未来を向いている。
”どうすれば、自分の理想に近づけるか?”ずっと考えている。

ほとんどのことは、他者の力を借りなければ成し遂げられない。それを分かっているから、なるべくうまく協力を引き出そうとする。
具体的には、
他者を安心させる
他者に敬意を表す
他者の話に真摯に耳を傾ける
をする。

あなたが彼らと一緒にいたならば、勇気や希望が湧いてくる。
自分もなにかやりたいという思いに駆られる。

本当に自信がある人は、自慢を通して相手を感心させるのではなく、自分の抱く未来への期待を相手に伝播できる。

今の小さな自分に出来ること

人生の時間は限られている。
もし今あなたが、過去にしがみついているとしたら、即刻辞めた方が良い。
振り返るだけで、大事な時間を浪費してしまうから。

自信というのは、誰もが認める輝かしい実績から作られるのではない。
自分にしか分からないささやかな宝物の積み重ねで出来上がる。

その宝物は、相手が笑顔をくれることかもしれないし、自分がいいたいことを言えたことかもしれない。
でも、実際そういうめちゃくちゃ小さいものなのだ。

有名なスポーツ選手がよく言うではないか。
「(みんなが認める)結果云々ではなく、自分が頭に描いたプロセスが、その通りになったときの方が、自信に繋がるんです」と。
ちょっと先の未来を考え、やってみたことを振り返り、それが上手くいったら、一人悦に入る。
これで十分自信になる。

「今日の料理の火加減、いい具合にしよっと!」というところからでも、やってみる価値はある。