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心の流れBlog

心の守り方を真剣に考える

受身な彼氏・夫への処方せん

私も散々嘆いている相手が受身な人柄の場合、どうすればいいか問題。
この15年ほど、思いつく限りのことをした。
劇的変化はまだなく、道半ばである。

昨日読んだビジネス本に、実はけっこうヒントになるんじゃないか?ということが書いてあったので、同じ悩みを持つ方の参考になれば、と思い紹介する。
組織も人も変わることができる! なぜ部下とうまくいかないのか 「自他変革」の発達心理学


組織の中の本、会社の上司と部下の関係を述べているのかと思いきや、それだけではない。
発達心理学の一分野である成人発達理論をベースに語っているのであるから、全ての成人に当てはまるお話なのだ。

ざっくりと説明すると

"人は固有のレンズを持って世界を見ている。
人によってかけているレンズが違うので、世界の見え方が違う。
高性能なレンズを持っている人は、解像度が高いので、他の人が見えない物事の細部が見える。
広角レンズを持っている人は、物事を俯瞰的に眺めることができる。
レンズの質的な差異を、発達理論では「意識段階」という。

意識段階は成人後4段階に分かれる。
自分よりも上の意識段階を理解することが出来ない。
あたかも下の階に住んでいる人が上の階からの景色を眺めることが出来ないかのように。

では、4段階の意識段階とはどのようなものだろうか?をみていこう。

  • 最初の段階・・・利己的段階(自分中心の世界観を持っており、自分の関心ごとや欲求を満たすことに焦点を当てている。自分のために他者を道具のようにみなす)
  • 次の段階・・・他者依存段階(組織や社会の決まり事を従順に守る。自分の意見を言わない)
  • その次の段階・・・自己主導型段階(自分なりの価値体系や意思決定基準を持ち、自律的に行動できる。過去の成功体験に縛られがち。批判的な意見を受け取れない)
  • 最終段階・・・自己変容段階(自分と他者をよく理解するために、自分の価値体系や認識の枠組みの限界を頻繁に露わにしようとする。変化をいとわず、それゆえ楽ではない)"

[以上、KOMA簡約]

受身な人とは最初から2番目の他者依存段階に居る。
分かりきったことや、言われたことだけしか、できない。
そんな段階の人へのてこ入れ方法として、本文では、”彼は自分の意見を全く持っていないということではなく、自分自身の中に芽生えつつある自分独自の考え方や思いなどにまだ気づいていない”ことから、”自分の考えを言語化するような習慣づけを強化するのがいい”と示唆している。

言語化するためには、自分自身の内なる声を発見することが必要だ。
内なる声は対話を通じてやるのもいいが、私のお勧めは、赤羽雄二氏が提唱する
「ゼロ秒思考」
を使うやり方だ。
めちゃくちゃ簡単に言うと、A4の紙を用意して、一番上にタイトル、そしてタイトルに下線を引き、その右に日付を書く。
タイトルの下に「-」を書いて、タイトルに関して思い浮かぶことを1分で書き綴る。
こんな風に。
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紙とペンがあれば、誰でもいつでも行えるという気軽さがいい。
特に人に見られるのが苦手!という人にピッタリだ。

一朝一夕に出来るようになるとはいわないが、これをやることで、相当頭の中が整理できる。
もしかしたら、悩んでいる貴方もこれに取り組んでみると救いになるかも知れない。
是非、様々な技術を開発した人からの恩恵を受けて、受身な世界からの脱出を図ってみて欲しい。