心の流れBlog

上手くいかなくて迷い込んだときの読みもの

礼儀正しい真の目的は?

貴方は礼儀正しい人だろうか?
私は礼儀正しく見える人らしい。
高校生の時、同級生にはモテなかったが、オジサンからのウケは良かった。

それはなぜか?

オジサンたちが思い描く振る舞いをし、にこにことして取り扱いやすい対象だったからだ。


親から人付き合いの方法を学べなかった私は、人の意に沿う方法をコミュニケーションの基礎とした。
それゆえ、意見らしい意見を持つこともなく、形骸的な礼儀作法をブラッシュアップした中身のない子であった。

ただ中身がないだけなら、それほど害ではないが、実際のところ、心には黒い渦が巻いていた。
その渦とは「相手に失礼の無いように振る舞うことで、つけいる隙を与えない」というものだった。
鎧としての、礼儀、だったのだ。
当然ながらそこに、敬意を払うとか、心地よく過ごしてもらう、といった考えはない。

どんな素晴らしい慣習も、使い方を誤れば、意味を成さない。

心の鎧を被る少女と、従順さを愛でるオジサン。
これじゃ、まるで金持ちと愛人みたい。
そこにあるのは、対話とはほど遠い、利用の世界だ。
そんな貧しいコミュニケーションしか取れなかったから、同級生にモテなかったのかな。