心の流れBlog

心の守り方を考える

全くモテてこなかったのにいきなり素敵な結婚をするなんて無理

30歳を超えて、いままで異性にモテたことがない。仲の良い友達もいたことがない。けれど素敵な人と結婚したいという書き込みをちらほら見かけるようになりました。

当人はいたって真剣だと思いますが、それは英語を全く勉強せず、かといって英語圏で暮らしたわけでもないけど、TOEIC900点とりたいといっているのと同じ滑稽さだと気づいているのでしょうか?

異性にモテてなかったということは、異性を喜ばすものをもっていないということです。

それは思いやる心かもしれないし、どストライクな容姿かもしれない。いづれにせよ、異性に与えるものが何もなかったのです。
ついでに言うならば、友人もいないということは、そもそも性別抜きに他人を引きつける要素がないということです。

そんな人が「素敵」な人と結婚できる確率ってどれほどのものでしょう?

おそらく「素敵」な人とは、清潔感があって、誠実さがあって、しっかりとした社会基盤があって、思いやりのある人のことです。
自分には何一つないものをお相手に求める。そりゃ~不均衡すぎます。
仮に出会えたとしても、相手の目にとまることはないでしょう。

そうこうしているうちにも無情に時は過ぎる。
特に女性は年齢を重視されるので、どんどん焦っていきます。

この場合、採るべき戦略は、取捨選択の項目をハッキリとつかむということです。
なんでもかんでも相手に求めたところで、相手もまたなんでもかんでもある人を要求する可能性が高い。さすれば、自分の要求は延々に成就しません。

まず自分にないもののうち、これから自分を磨いて手にできるものを探す。それと等価交換できる相手の要素を挙げる。
そこが一致すれば、OKくらいの気持ちで進んでみると結婚に現実味が増すのではないでしょうか?

だいたい結婚というのは人と人が向き合いながら生きていくということ。
なによりもまず、一緒に生きていける心をもっているかが大切です。
相手が自分に向ける眼差し、自分が相手に向ける心。このバランスが取れていることが一番です。

まったく異性に免疫のない人が、ちょっとちやほやされて有頂天になって、年齢的焦りもあり、気になるところに目をつむって結婚につっぱしるとロクなことがありません。
「心から自然と沸く気遣い」と「マニュアルに書いてある気遣い」を見極めるところまで自分を鍛えられていないうちは、安易に答えを出してはいけません。

人間の生きている時間が同じだから、心の成熟度も同じでないことは、皆が承知の事実です。
自分が未熟だと思っているならば、慎重に事を判断する方が後悔の少ない人生になるでしょう。