心の流れBlog

上手くいかなくて迷い込んだときの読みもの

信用できるのはごく一部の企業だけかも

ホテルの食品偽装表示の発表が相次いでいる。
これを知った利用者の人はさぞかしガッカリ&お怒りだろう。

平気で人を欺くことができる背景には、「お客様をもてなそう」よりも「利益を追求しよう、手間を惜しもう」を優先する思想があったと思う。

お客様に喜んでいただいて対価を受け取るというよりは、お客を利用してお金を取る気満々。
サービス業としての姿勢が危ない。

けど、これは今に始まったことではない。
有名企業のリコール隠しなんて、びっくりするくらいある。
その昔は自動車、最近では化粧品が有名だ。
ホテルの偽装表示が何年も続けられたのは、表示に関しては法律上の罰則がないので、ノーチェックのまま放置されたことが理由だと思う。
罰則がないから、ちゃんとやらない。なんとも情けない精神である。

結局のところお客様の信頼に応える姿勢を貫いているのはごく一部で、ほとんどの企業は自分が儲かることしか考えていない。
日本人全体が持っているとされる「和を以て尊しとなす」の精神でさえも、周りとの協調を以て自分がムラ八分にならないための考え方として使われているに過ぎず、「和」の長がトンデモ番長になってしまえばかなり理不尽なことが当たり前のように続いたりする。
エゴイスティックなのは自分の意見をもつことなのか、和を大切にすることなのか分かりゃしない。

そんな人間たちに囲まれているからか、ペットに愛情を注ぐ人が増えている。
ペットは生理欲求には忠実だけど、他のことでは飼い主を裏切らない。
犬同士が勝手に「和」を作って、トンデモ番長犬支配の下好き勝手に飼い主を支配するなんてことはありえないから。
強欲な人間はどこまでも自分が得しようと際限の無い支配をする。

企業はその典型。
消費者を騙し、自分は正しいと保身するのみ。
私たちはそんな世界に生きていて、だから企業と相対することも当たり前だと受け取らなければいいように金を巻き上げられて、悔しい思いをすることになる。
疑いをもって相手を見ることは、過去の日本の習慣には無かったので、困惑と罪悪感を感じることもあるかもしれないが、状況が状況だけにそう見ざるをえない部分もある。

我々は黙って引き下がるより、自分の意見を持って一歩前に出る欧米化の時代を迎えつつあるのかもしれませんねぇ。