心の流れBlog

心の守り方を考える

相手を意のままに操るには

~相手に言葉を遮られる~
~自分の存在が軽んじられる~
~発言力がない~

といった会話窓際族の人が相手を意のままに操る方法を見つけた。
それは…

相手に成り代わって、相手の心情を語る だ。

なぜ自分の発言が力を持たないかと言えば、それが相手にとって無意味だったり耳障りだから。
往々にして発言に力を持たない人は、「自分の意見は受け入れられる」と思っている。
だから自分から見た世界、自分が感じた感覚、自分が信じた解を述べる。

自分が述べた内容は周囲の意見と違っているので、はねのけられる。
意見がマイノリティーであればあるほどなおさら。
そこへ颯爽と現れたマジョリティーの意見、分かりやすい論理にスポットライトは奪われる。

しかしもし自分の意見を通す前に相手の心情を語ることができさえすれば、相手の意識を引きつけることができる。
なぜなら、人は自分の心情を理解してくれる人に「分かってくれてる」という安心感を抱き、「分かってくれる人がいうなら良い意見に違いない」と感じる傾向があるから。
共感が語られた後は、黙って、「次に何をいってくれるのだろう」と期待しながら待つに違いない。

そこで初めて自分の意見をだす。相手の心情と絡めながら。
そうすれば、自分の意見を言っているにも関わらず、相手のために自分が考えているかのような錯覚を相手の中に起こすことが出来る。

例えば
”コピー機は一家に一台あるべきだ。”という意見を持ったとしよう。
それをそのまま口に出したら、「そんなの個人の勝手じゃん?何言ってるの。」とあしらわれる。

では、”家でパッとコピー取りたいなぁと思ったとき、コンビニに足を運ぶの面倒だなと思うことがない?今コピー機が1万円もあれば買えるんだよ。毎月小銭をためるだけで半年後、一年後には家でさっとコピーがとれるようになるよ。どうかな?”
といえば、「そうかもね、価格も安いなら考えてみようかな~」と自分の意見の方向に相手を引きつけることが出来る。

これは営業トークに限ったことではない。
人の輪の中で中心人物となる人は、無意識ながら他の人が共感できるフレーズを会話の中に織り込んでいる。
その人から語られる言葉はまるで自分の心を知っているかのようなので、必然的に注目が集まり、いつのまにか中心人物として崇拝される。

このルールを知らない人は、中心人物の発言頻度が高いこと、容姿が優れていること、経済的に豊かであることなどに目を奪われて、秘密裏に織り交ぜられた本丸を見抜くことが出来ない。ただ無駄に目に付いた所だけを真似して徒労に終わる。大学デビューなど、以前と全く違う自分を演出して人気者になろうとするのはその典型。

相手の心情を見抜くのはそぅたやすいことではない。むしろほとんどの人が意識的にその訓練をしてこなかったと言ってよい。
とすれば、自己啓発本でもよく言うように、「人のやってないことはちょっとやるだけで十分な効果が見込める」わけだ。
最初はハードルが高くて、面倒くさいだろう。
けれど人心掌握術があるのとないのでは、人生に大きな開きが出る。
試してみて価値のあるハードルだと思うな。