心の流れBlog

上手くいかなくて迷い込んだときの読みもの

言うことを聞く子供はいい子供なのか?

よく親御さんが口にする「この子言うこと聞かないのよ~」や「言うことをよく聞くの」。
子供を判断する基準は、自分の思い通りに動くか否からしい。
ということは、言うことを聞く子供がいい子供で、まともな大人に成長するとでも?!

いやいや違うから…

言うことをを聞く子ほど、自立心が芽生える思春期期や経済的な独立を果たした青年期、結婚して家庭を持った後、親をつきはなしますからねっ。

もし自分が誰かの言うことをひたすら聞く人生だとしたら、ぞっとしませんか?
遊ぶ相手も、勉強する内容も、趣味も全部親のいいなり。
そんなキモい人生なんてないでしょう?

だいたい親から一歩社会に出たら、自分で判断しなくちゃいかんことだらけです。
見知らぬ人々に対し第一声なんて声を掛けるのか?自分の意志をどうやって相手に伝えるのか?相手に期待されている曖昧な要求をどう具現化するのか?。
これみーんな会社に入ったら当たり前に要求されるスキルです。
というか、そのスキルなかったら入社前に落とされますけどね。

つまり自分の子孫を確実に残したかったら、言うことを聞く子供を育てるのではなく、言いたいことを伝えられる子供を育てることの方が大切なんです。
自分の意志と相手の意志を擦り合わせて方向付けを出来る人間が、人と人の間を上手く渡り歩き、人に必要とされる人間になるのです。

ですから、親御さんは是非「あなた(子供)はどう考えているの?」「それはどうやって解決したらいいと思う?」と子供に意見を言わせるように育てて欲しいと思います。
これから多くの外国人と張り合って就職せねばならない子供達は、自分を正しく表現できる力を否応なしに求められます。
隣のインド人の子が聡明な考えを表明している横で、だまって座っているあなたの子供は面接官の目に魅力的に映るでしょうか?

いわずものがなですね。

親が質問することで子供の思考力は鍛えられる。必然的に責任感・論理性のある人柄に育ちます。
そして人に表明するということは同時に、主張の論旨が弱ければ叩かれるということですから、打たれ強くなり論理に磨きが掛かります。
ライオンが子ライオンを崖から落とすように、人間の子も人間に考えざるをえない崖っぷちに立たせてジャンプさせなければなりません。
愛情とはとかく厳しいものなのです。