心の流れBlog

上手くいかなくて迷い込んだときの読みもの

かたづけと(心 頭)の関係

昨晩の「金曜日のスマたちへ」でかたづけコンサルタントの近藤麻理恵氏(以後こんまりさん)が取り上げられていた。
こんまりさんが元世界王者であるボクサー内藤大助さんの家かたづけをコンサルするドキュメンタリー。

その中で私が印象に残ったのは

・要か不要かは「ときめき」で決める
・収納は洋服→大物・・・と決められた順で
というルールと、
片付けが終わったときに内藤さんが奥様にかけられた言葉。

そもそも物が溜まるのは、要不要を瞬時に判断して行動しない・先延ばしにするからであり、収納箇所が定まらないのは、とりあえずの置き場を確保するからだ。

悪循環とも言える惰性的動きを止めるためにかたづけで要求されるのは、要不要を瞬時に見抜く能力を上げること。
多くの人は「見抜く」能力が低下している。

その理由をKOMAなりに考えると
①日常で消化されない感情が心に溜まっている。
②感情が溜まると、それに押されてときめきが感じづらくなる。
③ときめきが感じられないと、頭で要不要を判断する。
④頭はリスク回避をしたがるから、”とりあえず要”と判断する。

ほんらい心でときめきを感じて判断するところを、代わりに頭が判断するから、間違える。
頭というのは、命を長らえるために知識を蓄えたり、危険を察知したりするところなので、保守的な動きをする。
手放すといった大胆で命を脅かしそうな判断は苦手なのだ。

こんまりさんのコンサルは、頭で行っていることをほんらいの行い手である心にバトンタッチさせ、頭がやるのに適しているパズル:即ち収納設計の役割をさせている。
適材適所に設定することで、心と頭の棲み分けができ、オーバーフローすることを防いでいる。

実際内藤家のかたづけが終了し、内藤大介さんの心と頭が適材適所になったとき、心に奥様を思う余裕が生まれて、最後に感動的な感謝の言葉が出てきたのだ。

内藤さんがなにも特別なのではない。
人間はみんなやれば出来る能力を兼ね備えている。
その大小はあれど、その人の力量にあったなにかをやり遂げる力がある。

しかし心が担うはずのタスクを心に担当させるのは、実はとても難しい。
愚痴や不満をもっている人は、それだけで心がいっぱいになってしまい、なにも感じられなくなるから。
テレビを見て感化され、片付けてみようとしたけど上手くいかないという人がいたら、落ち込むことはない。
それは貴方の能力が足りないからではなくて、心の中を他の思いが占めているから動けないのだ。

そういうときは心のスペースを作ってくれるよき伴走者を見つけよう。
伴走者とならば、客観性をもって心に心の仕事を分け与えることが出来るようになるのだから。