心の流れBlog

心の守り方を考える

心配事があると夜眠れない

昔から心配事があると眠れないタイプだった。
センター試験の前日とか、羊を何匹数えたろう?

 ”なんでまた私はこんなに神経質?”と思ったとき、ふと「なんとかなるよ」とか「大丈夫だよ」と言ってくれる相手がいないからじゃないかと考えた。

いっつもひとりぽっちで、何かと戦わなきゃいけない、誰も味方がいないと心の中で思っていると、余計に「あー、へましちゃったらたいへんなことになるんじゃないか」と不安が拡がるのだ。

私は不安に押しつぶされそうな毎日の中で、頼りになる人を望んできた。
正確に言うなら愛着対象になる人を探していた。
通常安定した養育環境なら、幼き日母は子供を抱きしめ、子供を見守る。
その経験を通して、”自分には強い味方(愛着対象)がいる”という気持ちが子供に作られ、安心した日常を送れるようになる。
ところが、母がまったく明後日の方向を見ていたり、子供に”(親を)見守ってくれ”と迫る場合、子供は味方がいると感じることが出来ない。

養育環境の悪い子は発育が悪いだけではなく、心が不安定になる。
大人になっても、その不安定さは変わらない。
私の一寸したことでの睡眠障害は、愛着対象を得ることが出来ない不安がおおきく膨らんだ結果なのだと思う。

心配事のない人生はない。
何かしら気になることや躓くことがある。
そのときに味方がいれば、「悩んでも変わるわけじゃなし。」とグゥースカ寝られる。
実際、付き合っていた人の中にはあっという間に寝る達人がいて、初めて見たときは心の底からビックリした。

薬局では睡眠導入剤が大人気。
精神科には睡眠薬を求めて多くの患者が殺到。
その結果、薬品会社は儲かる。
患者は薬で寝られる?

いくら強制的に寝かせられるとはいえ、薬は応急処置。
心を安定させられない何かを探らない限り、一生薬に頼ることになる。
それって幸せ?
もう一度、自分の心の中を探ってみる方が眠りには効くと思うなぁ。