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心の守り方を考える

30代後半で独身は、性格に問題がある?

発言小町で「30代後半で独身は、なにかある?」というお題を見つけました。
トピ主さんは、30代後半の男性とお付き合いしたいと思っているようですが、周りのその年代に対する評価は、「いい年して独身なのは、なにか問題があるに違いない」なんだそうです。
本当にそうか確かめたくて、広く意見を求めているご様子。

そこでKOMAは、回答者とは別角度から考えてみることにしました。

私の経験上、30代も後半にさしかかると、それなりに人は考えを持つようになります。

その考えは、人によっては周りを考慮した思慮深い考えであり、また人によっては自分よがりな自己中心的考えであったりします。
前者と後者を分ける理由は何なのでしょう?

それは、「自分」があるか、ないか。

全ての基準を「自分」で決められる人、言い換えるなら「自信」のある人は、他者の言葉に耳を傾け、言わんとすることを見抜き、他者の良いと思う所を吸収して、都度自分の基準を変えていきます。
なぜなら、自分を信じているので、相手から学んだことを自分の基準に即反映しても、自分の足下が揺らいで不安になるこということがないから。

一方で、全ての基準を「自分の外」で決めている人、言い換えるなら「他人の目線を気にする」人は、都合の悪い他者の言葉は無視し、同調の意見にだけ耳を傾け、一度刷り込まれた自分の基準を変えようとはしません。
なぜなら、そもそもなぜその基準になったのかを自分で考えたことがないので、変化がその基準に適合しているかどうか出さえ判断が付かないのです。
そして仮に自分で考えた結果、能力不足で判断が付かなかったという弱さを露呈するのが恐ろしく、敢えて考えることから距離を置きます。

しかしどちらのパターンであっても、若いときは自分より上の存在(先生、先輩、上司)がいることを認識しているので、多少不満を抱きながらも、他者の言うことに耳を傾けます。
その後数年の社会生活の中で、様々な体験をし、次第に自信を持つようになります。

後者の場合、その自信が(他人にも認められやすい)成功の上に成り立ったものであるが故に、「自分のやり方は正しい」という思いこみを起こしやすいのです。
そうすると強烈に自分のやりかたに執着しはじめ、周囲から「固い人」とか「尖った人」という評価を受けるようになります。
そして40歳の声が届く頃になると立派な独自目線を持つ人に出来上がります。
この目線が共同生活である結婚においては非常に邪魔な存在なので、大概の異性から恋の相手・結婚相手として見てもらえなくなります。

一方前者の場合、(「自分」で認めた)失敗と成功を同じウエイトで考慮し、そこから学ぶので、「絶対こうだ!」という硬い価値観に縛られることがありません。
つまり自分の考えを強く前面に出したり、強要することがないので、周囲から「仕事をしやすい人」とか「話しやすい人」と評価を受けます。
そういう人は、性別関係なく多くの人に好感を持たれやすいですし、中には異性として意識する人も出てくるでしょう。
いい年になる前に、自分にふさわしい相手と生活を始めます。

「自分」のない人は、年を重ねる毎に独自さ(偏屈さ)を増していきます。
それが自身の結婚を遠ざけている。
やっかいなのは、周りが指摘するのは、「あなた考えが硬いよ」とか「変わった人だね」ということです。
元々考える力がないので、こういう言葉を言われたときの反応は、言葉につられて自分を否定するか「私の何が分かるのさ」という反発なのです。
どちらの反応も問題の根幹には、かすってさえいない。

問題を解決するためには、結果を見て判断するのではなく、問題を発生させている原因を追及することから始めるのです。
そういうやり方を手ほどきを受けながらやらない限り、いつまでたってもその人は硬い殻の中に閉じこもり、一人で生きる孤立した寒々しい世界と向き合わねばならないのでしょう。

トピ主の問いに直接答える形とは異なりますが、このようなメカニズムである年齢を超えると人は独自の考えを持つようになると理解してもらえればいいかなと思います。
一緒に歩んでいける結婚を望むのであれば、「自分」のある人を見つけることです。
そしてそのためにまず自らが「自分」を持つことです。
自分を信じることができて初めて幸せを掴むことが出来るのです。