心の流れBlog

上手くいかなくて迷い込んだときの読みもの

お礼が一様ならば少し考えた方が良い

ネグレクト出身のSさんとアダルトチルドレンのKOMA。
互いに会話下手です。

そんな我々は日常で丁寧に言葉を綴ることが出来ていません。

だからすぐに「ありがとう」と言ってしまっている。
ちゃんと礼を言っているんだからいいじゃん!と思うかもしれませんが、言っている当人が何にありがとうと言っているのか分からないまま口に出していることが問題なのです。

「ありがとう」というからには、相手にこちらはお礼の気持ちがあると確実に伝えたいわけです。
じゃなかったら、心の中で唱えればいいだけですから。
ある配慮について[こちらはありがたい思って]いて、[相手にありがとうという気持ちを伝える]ことで一連の動きが終了します。
気持ちが生まれて、成仏したわけです。

ところがよく考えずに「ありがとう」と言うと、「気持ちを消化する目的か?」と相手に臭わせることがあります。
”常識的に考えて、ここはお礼をいっておかないとマズいかな。よし、『ありがとう』といって、深く考えることを省いてしまおう。それで相手も納得するだろう”のように。
要約すれば、「めんどくさいから定型語句のお礼を言っちまえ」。

受け取った側は”なんだかなぁ~(困惑)、かといってお礼をしているのだから無碍にするわけにもイカンし・・・”となる。

いつでも使えそうな「ありがとう」ですら、使い方を間違えるとお相手に微妙な気持ちを抱かせることになるのです。
一呼吸置いて何にお礼したいか自分の中で整理してから言葉に出した方がいいのではないでしょうか?

自分と他者はずっと分離したままで、言葉というツールを介してしか考えや気持ちを共有することが出来ません。
だからその言葉を丁寧に扱うことに意味があるのです。

「ありがとう」という言葉は、いろんなバリエーションや空気感があると思います。
そのことを意識してありがとうと言えば、ありがとうが伝わる率が高くなる。
言葉に自身を託すように少し考え方を変えるのもまた一考。
一様な言葉づかいにサヨナラです。