心の流れBlog

心の守り方を考える

感情をぶつける人

「海猿」の作者に対しフジテレビが権利侵害をした件、なぜかツィッターで作者が暴言を吐かれる事態になっている。

おそらく作品を愛し、以後も見たいというファンの強い思いから来た行動なのだろう。

しかし作者側の気持ちになって考えてもみることも大切だ。
全ての作品には著作権があり、それを契約書なしに第三者が勝手に販売することなどあってはならない。
場合によっては訴訟案件にも十分成りうる。

どのような対応をしようともそれは佐藤氏の自由の範疇であり、外野はとやかくいえない。
にも関わらずファンが暴言を吐くあたり、自分の憎しみの矛先を間違えている。
自分の怒りは誰にでもぶつけていいというものではない。
一人一人尊重されるべきところは尊重され、法によって守られるべきところは守られることで、法治国家は成り立つのだ。

ツィッターなどの匿名性を武器に、自らの感情を誰彼構わずぶつける行為は、粗暴としかいいようがない。
もし佐藤氏に暴言を吐くならば、暴言の根拠、佐藤氏が暴言の対象となる理由、暴言を吐く権利の法律的裏付けがなければならない。
それくらいのことがあって、初めて意見を言うことができる。

暴言を吐く人には、その人の心の問題がある。
大好きなものを取り上げられたからといって、短絡的に振る舞うのは、その人の思慮のなさが原因であって、おおよそ相手は無関係なのだ。

佐藤氏は「(暴言に)傷つく」と言っている。
発言者の心の問題を転化して佐藤氏を攻撃しているとはいえ、佐藤氏は心の通った人間である。
人を潰すことで、一体何が得られるだろうか。
そんな否定的な言動より、その人にはもっとやるべきことがあるんじゃないかと思う。