心の流れBlog

上手くいかなくて迷い込んだときの読みもの

恋をしたことのない配偶者

結婚記念日からモメにモメ、一体何が悪いのか今朝6時から話し合い。
私は「Sさんが自分の価値観の中に私を取り込んで、それでいいと思考が停止して
いることが問題だ」と主張している。
例えば、私が原因不明の病気を発症し、どこの病院にかかっていいのかも
分からなかったとき、Sさんは”分からないから、放っておく”ことにした。
家族が重篤な状態でも、優先されるのは自分の考えであり、”何が何でも治してやる”
といった感覚はまるでない。
これはアスペルガーと全く同じ反応だと思う。

Sさんが相手の感じている心細さや不安を見抜くことが出来ない理由は、人生で

そのような必要性を感じずに生きてきたからだと思う。

恋というのは、最初から両思いということはない。
自分に恋心が芽生えて、相手に振り向いて欲しいと思うから、格好をつけてみたり
相手の好みに合わせてみたりといった今までの自分と違う考えや行動をする。
自分の価値観よりも他の価値観を優先するといった荒技が出来るのは、ひとえに
恋の力である。

恋を通して、一生懸命相手の心を考える練習をする。
練習を繰り返す内に、自分とは違う他者の気持ちを知る術を身につけるようになる。

しかし、人生で恋をせず、自分の価値観に疑問を持たずに生きてきた者は、
そのような経験をしていないので、”自分の価値観が全て”という世界しか知らない。
そういう人間と生活を共にすると、配偶者はいつも相手の価値観に振り回され
疲れ切ってしまう。

結婚とは、助け合い、支え合い、励まし合いなのに”合い”の部分が完全に抜け落ち
ている。

”合う”ことの出来ない間柄では、とかく自分しか見えず他者を尊重する気持ちとか
他者の心を汲む行為ができない。

果たしてSさんは恋を経ずして自分の価値観を超える物があるという事実に
気がつくことが出来るのだろうか?
アスペルガーが、脳の機能の問題で回復の見込みがないのと同様に、シゾイド
パーソナリティは、脳かなにかの機能が問題で回復はしないのだろうか?
(Sさんはシゾイドパーソナリティ)
精神科医によると、ものすごい不幸か幸せが訪れたら回復するそうだが、
今のこの生活にどんな不幸があるのか、幸せがあるのか、さっぱり分からない。