心の流れBlog

心の守り方を考える

男女のケンカの分析

男女のケンカの典型的な例があったので分析してみる。

思いのままに罵り問い詰めるやりすぎな女性【前編】【後編】

ここに登場する人物をA嬢とB君とする。

まず二人の身体的特徴として”盛っている”感じがするというところに注目。
身だしなみを整え、美しくあることはいいことだ。
しかし盛るということは、等身大以上の自分を演出したい欲の現れ。
自分の素の姿に肯定的な要素を見いだせない自己否定タイプと言える。

他の女性の存在を臭わせるB君に激高したA嬢がB君の携帯を破壊する
という暴挙に出てしまい、B君はその場からさぁー撤収する。
私はこのときA嬢はどう対処すべきかを考えるよりも、なぜ激高してしまうのか
に興味を持った。

A嬢の特徴
・言葉で丁寧に説明することができない
・自分の思い通りにB君が動かないと怒りがわき上がる
・怒りで満たされると、やっていいことと悪いことの見境がつかなくなる
・B君に腹を立てているわりに、おいて行かれると途端に不安になる

A嬢は自己像が低く、見捨てられ不安を抱く情緒不安定な性格だと推測できる。
おそらくA嬢の親は、A嬢がやったのと同じ方法で夫婦げんかをするのだろう。
親の背中を見て育つ子供は、親のケンカ方法も真似る。
気に入らなければ罵るというやり方しか、A嬢は知らないのだ。

A嬢をカウンセリングするとすれば
自分で自分の心を守るための方法を習得し、他者をコントロールすることは
出来ないことを徹底して理解するよう促す。
さらに、自分を守ることが出来れば、感情は安定し激高しないことを体感させ、
相手に分かるように言葉で説明する練習をさせる。
そうやって、自分の感情の対処法と他者への関わり方法を学べば、このような
ケンカなどしなくても穏やかに暮らせる。

A嬢はあまりよい環境に育ったようには見えない。
感情にまかせて怒る親の元、言葉による対話の重要性に気付くことなく、押し隠
された劣等感をなんとかごまかそうと”盛る”ことに執心し、大事な人間関係を
育むことが出来ていない。
A嬢は本当のところ、心の底では寂しいんだ。
”私の方を向いて。私を大切にして。”とB君に叫んでいる。

でもB君にはB君の価値観がある。B君の価値観とA嬢の価値観をつきあわせる
対話なくして、この二人の仲むつまじい未来はやってこないだろう。