心の流れBlog

心の守り方を考える

言いたいこと言うのは意見を伝えるとは違う

人は言いたいことを言葉にして発することが出来ます。
言論の自由が認められている日本では、何を言っても自由だろうと思いこんで
いる人たちがいます。

でも実際は、場にそぐわない発言や人を冒涜する発言、自慢発言をする人
からは、人が離れていきます。
そして、なんとなく、上記の発言をする人は嫌われることを、多くの人が知っており
自制しようとします。

おかげで、表面上平穏な会話が繰り広げられ、目立った衝突なく暮らせます。

ですが・・・

自分の価値観を押しつけてくる発言は、嫌われることと意識していないため、結構

な数のみなさんが、堂々とお使いになっています。
本人に向かって、「××って傾向あるよね。」とか、「こういうものが好きそう」と
いった類の発言です。
言われた当人もそこまで傷つきません。でも心の”残念↓ランプ”が灯る。

発言者は「思ったことをいっただけ、思ったんだからしょうがないじゃない」と
真剣に思っている。本当は他人の心に土足で入り込んでいるのですけどね。
その人の心は、その人が決めるのです。
仮に他者から見て、ある傾向があったとしても、それをストレートに伝えてしまっては
理解もされませんし、横暴だと取られます。
あくまでも本人がそう感じないと、意味のない言葉になるのです。

ですから、もし意見を伝えたいのであれば、本人がそう感じるように誘導する
必要があるのです。
例えば
「こういうときって、どう感じる?」「こういう考え方に対して、共感する?」など
の質問を通して、本人に答えさせ、よく自覚させた上で「××な傾向があるように
感じるのだけど、貴方自身はどう感じる?」と話を持って行けば、いきなり結論を
いうより何倍も伝わりやすい。

人が結論だけを伝えるのは、分かるように伝えようという思いやりがなく、
でも自分の考えには同意させたいという短絡的で横暴な感覚を持っているから
なのです。
なぜ短絡的に片付けようとするかというと、結論だけ言ってくる人は自分に自信が
ないからです。
自分の考えをまとめる自信、相手に分かるように伝えられる自信、伝える中で
相手が同意してくれないときに柔軟に対応できる自信。
そういう自信がないから、先を急ぐ。

私は、心の弱い人間が相手を決めつける暴挙に出るとき、心のどこかで
相手に残念シールを貼ります。
実際接する人は、残念シールだらけの人が多いので、友達は沢山できません。
シールが少ない人って滅多にいませんから。

知らない者同士が距離を取って生活するのが一番煩わしさがなく、関係性が
悪化しないというのは、思ったことを言えない距離感が残念シールを増やさない
からかもしれませんね。