心の流れBlog

心の守り方を考える

感情を押しつける上司

単にミスを指摘されているだけなのに、相手(上司)にムカツクってことありませんか?
「もうちょっと、言い方あるだろ?」とかついつい思ってしまいます。

なぜ、そのような無用な怒りの感情が発生するのか、ちょっと考えてみましょう。

人をコントロールしたいと思っている人(上司)ほど、他者(部下)に期待をします。

その期待を他者が裏切ったとき、怒りが発生します。
コントロールしたいと思っている人は、他者のミスによって、自分の気分が害された
と認識します。
コントロール人間は、”害された気分は、それを誘発した人間の責任”と思っています
から、そっくりそのまま害した気分への苦情つきでお返しします。
つまり角の立つ嫌な感じで、相手に苦情を言うのです。

ミスした人間は、ミスの内容よりも害された気分への当てつけに気を取られますから
言われていることの正当性よりも、気分の押しつけに気を取られて、ムカツキの
感情(無用な怒り)が出てくるのです。

この場合、悪いのは期待した人(上司)でしょうか?ミスをした人(部下)でしょうか?


それは、粗方上司です。
コントロールしたいなどと幼稚なことを考えているから、気分が害されるのです。
気分を害す・害さないは業務とは関係ありません。
会社は、仕事をして利益を生む所です。
幼稚な人間の感情を処理する場所ではない。
この例の上司は、そこを履き間違えています。

もし、部下が目も当てられないほどに無能で、ミスの連発をし、何度指導しても
改善の余地がなければ、数回警告の上、閑職に追いやるか、部署移動させれば
いいのです。

いい感情は、いい職場、いい雰囲気を生みます。
そこには、生産性を上げ、団結力を強固にする正の力が働いており、大いに
感情を利用するのはいいでしょう。
ですが、否定的な感情は、なにも生まないどころか、生産性を著しく低下させます。
否定的な感情ばかりなら、まずは感情を排して、ビジネスに集中するほうが
まだマシです。

ニュースを見ていると、上司の暴走で部下がとんでもないとばっちりを受け、精神を
病み、退職している例が載っています。
有能な人材が、傲慢な人間に潰されることは、本当に残念でなりません。
そこで、是非トンデモ上司に当たった場合は、上司のコントロール支配に飲まれる
ことなく、切り抜けて欲しいと思います。

感情は感情の所有者の物です。感情を誘発した側のせいではない。
己の弱さ故に自分の感情の尻ぬぐいさえもできずに、他人に「気分を害したんだろ?」
と罪をなすりつけている。
そんなちっちぇーヤツに騙されないでくださいね。
淡々とミスの内容を聞いて、修正しましょう。
業務として進めば、それでいいんです。
会社とは、そういうところ。