心の流れBlog

心の守り方を考える

即効性と精神年齢

人はなにかをやったら、即反応があると面白く感じて、繰り返しやるという性質が
あります。
だから、褒められる子ほど伸びるのです。
人は元来忍耐力がない。それでも、小さい頃に十分反応してもらえると、耐えられる
力が育ちます。親はその力を推し量りながら、ガマンすることを子に練習させます。
そうこうする内に、子供に粘り強く何かに取り組む姿勢が根付くのです。

しかし、子育てにそこまで意識を払う親はいません。

子供が厄介なことをすれば叱るし、周囲に自慢できる事があれば、子を褒める。
これは教育ではなく、親の感情を素のまま出している状態です。
大体の子は、親の感情のままに育てられ、粘り強さを持てないでいます。

自分を振り返ってみると、ダイエットが続かない、英語の学習が続かない
姿勢をピンっとすることが続かない など粘り強さが要求されることは全て途中で
放り投げています。
一方、美味しい物はすぐ食べる、ショッピングは大好き と即反応(主に益)が
得られるものは繰り返しやってしまっています。
つまり、私の忍耐力はおこちゃまレベルです。

自分がこんなに幼い忍耐力しか獲得していない背景には、親が”教育”をして
こなかったことが大きいです。
さらに親に精神的搾取をされたことが、なお一層粘り強さを削いでしまいました。

しかしよくよく考えてみると、粘って獲得した物は、そう簡単に価値半減しません。
即手に入った物は、満足度は高いものの、みんなが簡単に手にできるため
あっという間に、”ふつーの物”に成り下がり、価値が減ってしまいます。

本当に大切に育てていきたいと思う”己の価値”は、千里の道も一歩からの如く、
ゆっくりと進めていく必要があるのです。
よく、「自分を褒めましょう」と言います。それはお子ちゃまな精神の今自分が
今日も明日も一歩を進めていけるコツなのです。

いいじゃないですか。いまお子ちゃまでも。来年の今頃は、青年になれていれば
十分です。がんばりましょうね。