心の流れBlog

心の守り方を考える

絆の力を磨く

「私が困っていても、誰も助けてくれない。孤独だなぁ」と嘆く人は多い。
反対に
「私は困っている人を見ても、助けることが出来ない。冷徹だなぁ」と嘆く人は
少ない。

人はなーんにも考えずにいると、自分のことばかりに目が行きます。
全員が自分のことばかりに目が行くから、誰かが誰かを思いやる事象が生まれず
孤独の溝は深まるのです。

人は大切な人や親を失ったとき、人は初めて”ありがとうを言えなかった自分”、

”恩返しできなかった自分”を反省します。
取り返しの付かないところまでこないと、自分を反省できないのです。

震災の時、絆が深まったと言われました。
その絆の正体は、取り返しが付かない震災というピンチに立たされた人々が
自分を反省し、自分で行動したことなのです。

普段自分のことばかり気に掛けている人が、被災地に行って、他人のために尽力
する。芸能人が、被災地に行って、歌で皆さんを元気づける。

普段から他人のことを見る目を持っている人も、そうでない人も一丸となって
被災地を支援したのです。

でも、また平和な日々を取り戻しつつある今、自分に目が行く人々が増えつつ
あります。

もしかしたら、人種が生き残るためにピンチの時は助け合うというプログラムが
人の中に刷り込まれているのかもしれません。
それでも、我々は賢いのです。そのプログラムを書き換えて、平時のときも
助け合うというプログラムにできます。

震災は、日本国全体に、非常に大きな被害をもたらしました。
しかし、震災によって我々が気付いたこと、得たことはたくさんあります。
得たことを無にしないためにも、震災で得た絆を継続するために、我々一人一人
が、自分を反省する術を身につけ、継続してその術を磨いていく必要があると思
います。