心の流れBlog

心の守り方を考える

教育者が配慮すべきこと

アスペルガーの配偶者の会掲示板にとても大切なことが書いてあった。

”やさしく・面倒見がよさそうな子供に、全ての面倒な事を押しつけないで!”

障がいのある兄弟がいれば、家庭でガマンすることが増え、障がいの子供を

気遣わなくてはならない。
ダメ親だと、親をなだめながら、家事をしなくてはならない。

問題の多い家庭の子供ほど、おのずと、大人びた行動、周りを意識した行動を
取るようになり、大人から見ると扱いやすい・依頼しやすい相手となる。

でも、考えてみて欲しい。
家庭でずっとガマンしている子供、いったいどこで息抜きするんですか?
人のために行動することは尊いけど、自分を犠牲にして相手のために尽くせば
心のどこかに「なんで自分だけ?」という想いが生まれる。

子供は守られる存在なのに、いつも守る側。
これでは自分は価値ある存在だと感じる瞬間がもてない。
特に大人が浅はかであればあるほど、便利な子供を喜んでこきつかい、子供は
そのたびにやるせなさを積もらせる。

学校では、色んな問題が起きます。
学級委員を選出する
掃除当番をする
校外学習や遠足の時、仲間はずれの子を受け入れる
ハンディキャップのある子のフォローをする

これらのことを喜んでやる子供など、一人もいません。
もし喜んでいるとしたら、それはほぼムリをしていると言っていい。
だから、大人にとって扱いやすい子供ばかりに面倒な役を押しつけるのではなく
平等に役回りが割り振られるよう、教育者は気を配らねばなりません。

子供はとても傷つきやすい。
小さいときに、教育者から受けたキズが大人になってから、思わぬ形で出てきます。
キズというのは、積極的に相手を攻撃することだけではありません。
やりたくないのにやらされている辛さなどの声にならない声を拾ってもらえないことも、
子供には十分なダメージです。
だからこそ、子供一人一人の小さな心の叫びに教育者は耳をそばだてて欲しい
と思います。