心の流れBlog

上手くいかなくて迷い込んだときの読みもの

物の扱いから自分を知る

皆さんは、お気に入りの品、買ったら買ったままにしていますか?
鞄・靴・宝石などなど。
過去の私はずぼらちゃんだったので、当然買ったままにしておりました。
ところが、買ったときにいつもお手入れの方法をレクチャされるので、洗脳されて?
ちゃんと手入れをするようになりました。

いい材料っていうのは、それだけその材料を作るために手間がかかる。

宝石なら研磨する、皮ならなめす ←そうやった手間がが美しい外見を作り上げる
のです。
従って、見栄えのいい材料で作った物は、買ってからも手入れをしなければ、その
輝きを維持できません。

実はこのことに気がつかずに、高い物をお買い求めになっている人をよく見かけます。
miumiuの手入れされていないパンプス、ルイヴィトンのカドがボロボロになっている
バック、0.5カラットはあろうかというダイヤモンドのついた鈍い光のリング。
造った人がみたら、「嗚呼、嘆かわしい」と思ってしまうほどの雑な扱いをされている
アイテムたち。

いったいそんな手入れもされていないアイテムを身につけて、人々はどういった
アイデンティティを誇示しようとしているのでしょうか。

世の中はそう単純ではありません。
東大を出たから人生バラ色でもなく、役人になったから幸せな一生が送れるわけ
でもない。
ところどころに振り返り、修正し、を繰り返してメンテナンスすることで、より目的に
近づけるわけです。
物も人生も同じ。ちゃーんと診て、大事にしてあげないと、相手からぷぃっと顔を
背けられるのです。

雑な出で立ちをしている人をみたら、あまりお近づきになりたくありません。
それは、その方の考え方が、買ったら終わり、友達になったら終わりのように
育もうとか大切にしようといった未来に道筋がないからです。
どこか捨て身な、投げやりな感じがする人とは、一緒に何かを作り上げることは
できません。
そういったことを、なんとなく感じ取って、人は近づいていい人とやめておいた方が
いい人を分けるのです。

魅力的な人になりたいからといって、たくさんお金をつぎ込んで、いい物を買っても
ちっとも魅力的になれません。
思い入れのある物を大切に手入れして使ったり、今ある物にアレンジをして、新たな
使い方を探るような物との付き合い方をする人の方がずっと魅力的です。

そのために今の自分の持ち物、そして自分自身を見つめることが必要です。
自分の持ち物を手入れするとき、「あっ、こんなに粗末に扱ってはいけないな」
という気づきが発生します。
それを繰り返すと、物だけでなく、自分自身を粗末に扱わなくなる。
最終的に、丁寧で、気配りが出来て、やさしい人間になれます。
だから、所詮、物といって、バカにするのではなく、自分が気に入って大切にしている
ものは、手入れがいるという事実を受け入れ、長く愛用して欲しいと思います。
それが、自分が幸せになれる小さな一歩です。