心の流れBlog

心の守り方を考える

報酬システム

職場にフリーライダーと呼ばれる仕事をしないで給与をもらう人種がいる。
もしくは準フリーライダーという、言われたことしかしない人種がいる。

これらの人種は、上司からすると頭痛の種であり、リストラがあれば、まっさきに

候補にされる。

なぜか、それは会社与えている給与に対して、彼らが返してくる成果が対等でないと
判断されているから。

考えてみたら家庭でも同じ事が言える。
妻が夫に心で尽くしているのに、夫が給与を稼いでいるからと、あぐらをかいて
妻に感謝という心を返さなければ、夫のピンチのときに、まっさきに夫を切り捨てる
だろう。

アスペルガーの配偶者をもつと、家庭が崩壊するのは、この報酬システムが
欠陥だらけだから。
定型(アスペルガーではない人)が、非定型(アスペルガーの人)にどれだけ心を
渡しても非定型は受け取ることができない。
受け取ることが出来ないと、返すこともできない。

でも一つ面白いことに気がついた。
アスペルガーの配偶者を持つ人のうち、何割かは、「私が見捨てたらこの人は一人
になる」と考えて、なかなか離婚に踏み切らないのだ。
もちろん、心の交流がなくても生きていこうと決断するなら、なにも離婚することはない。
今問題にしているのは、決断も出来ず、ただただ苦しんでいる人のことだ。

「共依存」という関係性がある。
相手に尽くすことで、自分の価値を、自分で認める関係性だ。
アスペルガーを配偶者に選ぶ人は、高い割合でこの「共依存」タイプの性格だと思う。
だから、周囲が冷静に見れば、「こんなやつといるとろくな事がない」と思うのに、
本人の共依存フィルターを通すと「私がいないと、相手が困る」という問題にすり替
わっている。
本当の心の声は、「私が配偶者と離れると、私の尽くす相手がいなくなって、自分の
存在価値のなさに向き合うのが怖い」なのにね。

話題が逸れたが、よい関係性とは、会社でも家庭でも、与えた分は返ってくるという
循環を継続することにより築かれる。
どこかしらに不満がある場合は、循環が回っていないのだろう。
水と同じで、留まると腐って、悪臭を放つ。
だから、人と関わるときは、なるだけこの循環を保てそうな人を選ぶと良いと思う。