心の流れBlog

上手くいかなくて迷い込んだときの読みもの

ありがたい上司からの指摘

会社に入り立ての頃、よく報告書や議事録の類を書いた。
そこで上司に言われた言葉・・・「読む人のことを考えて作成しなさい」

当時の私の文章は、句読点、段落分け、改行、レイアウトが一切無視されていて

「私はコレを主張したいのよー」という気持ちがあふれんばかりの読難さ満点
の文章だった。

大学院まで出て、こんなにも読む人のことを考えられない自分が情けなく思い、
それ以降は出来るだけ読む人の立場に立って文章を書いた。

今日特許の書類を書くための相談をしに、弁理士さんに会いに行ってきた。
自力ダイスキの私としては、弁理士さんに手数料を払って代筆してもらう気はなく
文章作成をすべて自力で行う。

そのとき言われた一言が、過去に上司が言っていた言葉と同じ。
「特許の審査をする人が読みやすい文章を書いてください。」

そうわざわざ言うのは、わかりにくい文章が横行している証拠なのだろう。

また、私が相談する当たって出願のための下調べし、質問したい内容をまとめて
訊ね、返事をメモしていたら、感心された。
こうやって、きちんと用意してくる人はありがたいといわれた。

実際、特許ってなんだって解っていない人が、40分という持ち時間で
いきあたりばったりに話をして、結論が出ず時間切れという事態が多いのだそうな。

現在の自分は、相談する相手も、審査する相手も人なのだから、その人達に
どうやったら気持ちよく仕事をしてもらえるだろうと考えて、きちんと準備をする
ことが当たり前になっているが、10年前の自分ならやりかねない。

私は上司のお陰で、読む人の気持ちにたつことが出来るようになったが、
こういった教育を受けていない人は、いつまでも文章力が上達しないのだろう。

そういった意味でも、上司とは誠にありがたい存在なのです。