心の流れBlog

心の守り方を考える

受け流さず考える

去年、2年間住んだ賃貸住宅を退去した。
掃除もこまめにやっていたし、家を傷つけないよう床にはカーペット、和室には
御座(6畳分)を敷いていた。
当然ながら退去時、入居のときと変わらず家はピカピカ。あえて言うならガスレンジ
フードに油が付いていた程度。

大家さんも退去後、「きれいに使っていただけましたね」と言った。そのとき

敷金の清算の手順を聞いて、「残金は後で振り込みます」という手はずだった。
後日、残金を見てべっくり!なんと79000円も差し引かれている。
あわてて、領収書くださいといったら、「クリーニング一式 79000円」という
紙きれが送られてきた。
クリーニング一式じゃわからん。たしかレンジフード清掃料は4000円程度、
もしこちらに見落としがあったとしても20000円は超えないだろう、なんでだ?

クリーニングの中身を詳細に教えてくれと頼むため大家さんに電話したら
「何のつもりだ!私は不正にお金を搾取していない!」と怒り心頭。
私はクリーニングの内容を聞いているだけなのに。
しかたなく、清掃業者にクリーニング内容を聞くも、仕事は大家さんから
請け負っているので内容開示はできないとのこと。
まあ大家さんは業者の大事な顧客だしわからなくはないが、お金を払った
のは私なんですけど・・・。

また大家さんに電話して、でも感情論で怒鳴られて・・・家賃2年も払ってきたのに。
最終的にクリーニング明細はくれたけど。

クリーニング明細を見てから、これは明らかに私が払うもんじゃないだろーと
いうものは、こちらの考えを明記して、必要なら裁判を起こす旨を伝えた。

と同時に、クリーニング代金に関する判例を調べて、無料法律相談にも
のってもらって、自分の解釈が正しいことを裏付けて、大家さんに再度伝えた。

そしたらしばらくして大家さんから、代金の返却があった。
法律家に相談したのが効果あったのか?はたまた誰かに相談して、裁判で
勝ち目がないことがわかったのか?

無事こちらの主張は通ったのだが、はっきりいって疲れた。こちらの主張が正しくても
相手が防御してきたら、なかなか壁を切り崩すのは大変だし、精神的なダメージ
も相当受ける。

今までの賃貸住宅ではついつい大家さんの言うとおり、クリーニング代を払っ
てきたが、ニュースなどで敷金の使用用途について裁判が起こされており、
請求どおりに払わなくともいい事を知った。
だから今回はちゃんと考えて納得がいってから支払おうと決めた。


大家さんの言い分を聞いていたら、こんな不快な思いはしなくてもいいけど、それで
自分が納得しないなら、自分の気持ちは裏切るべきじゃないと思う。
双方納得のいくように何度でも話をすることは大切。

世の中には、他人の言葉を受け流さず、自分で考え、場合によっては
争わなくてはいけない出来事が結構あるのだとはじめて気づきました。