心の流れBlog

心の守り方を考える

他者の心を遮断する人

他者の気持ちを理解できない人の中には、他者は所詮自分じゃないから、
気持ちなんて解りっこないと諦めている人がいる。

まあ、他者のことは解らないのは当たり前っちゅやー当たり前なのだけど

解らないからこそ、相手の独自性や独立性を認め、個別性を尊重することで
少しでも解るに近づくのだと思う。独立性を排除してしまえば、共にその場
を共有する意味が消失してしまう。

なんで、そうもバッサリ相手を切り捨ててしまうのか?
それは多分本人の生育環境と大きく重なるところがある。幼いときから親や
祖母、祖父が子供である本人をよく観察し注意を払っていたら、幼子心に
安心感、信頼感が得られただろうが、そういうものがなかったとしたら・・・
不安な幼少時代を過ごし、どこかで自分の心は誰も解ってくれない、
それが当たり前なんだ、だから自分も他人の心は解りっこないという考え
にたどり着く。

そうやって成長し外部に対し殻を形成したら、そこからは他人のやさしさや
思いやりが心の中に入ってこなくなる。どんなやさしい人と出会っても。

誰かが、その頑なな心を溶かそうと努力しても、本人が何を考えているか
聞き出そうとすると、押し黙ってしまう。
それは、もはや自分の心すら、感じられなくなっているから。他者を遮断して
いるつもりが、自分の心を感じるキモチすら遮断してしまっている。
そうすると、自分の考えが言えずおとなしくて従順な、存在感の薄い人間になる。
いわゆるいい人。

この手の人は理系の有能な人材に多い。一見やさしいのだけど、恋愛に関しては
消極的。彼女に頼まれればなんでもやってくれるけど、自分からなにかはして
あげようという発想がない。せめてやるとしたら、誕生日とクリスマス。世の習慣
にしたがって、仕方なくイベントを行なう。

なぜ有能な人材かというと、人は人と割り切っているから、人に影響を受ける
ことが少なく、冷静に判断できるし、人の気持ちという雑音?をシャットアウト
するので、その分頭に空白があり、知識や技術を新たに習得できるから。

私が出会ってきた有能理系君はだいたいこのタイプ。会社員としては有能。
人間としては冷たい。こういったタイプと結婚する女性は幸せなのだろうか?

女性は結婚したら、名字を変える・住居を移転する・労働形態を変える・子供を
持つなど、様々な変化を受け入れなくてはならない。
そのときに、当然寂しく思ったり、不安に思うこともあるだろう。でも、夫が
妻は妻だからと遮断したらどうだろう?

えっ!全部私が何とかするの?苦しみは私だけが背負うの?と妻は思い、結婚
したことを後悔する。
性格の不一致が原因で離婚する場合、こういったことが原因ではないかと推測
される。

男性は共感能力が女性に比べ低いとはいえ、心がけ一つで理解ある家庭も
作れるのだから、一度我を見直して足りないところはちょっとずつでもいいから
改善していってほしい。