心の流れBlog

心の守り方を考える

中年童貞について

中年童貞について調べていたら、Wikipediaで「恋愛格差」という記事に
興味深いことが書いてあった。



「魅力的な異性を手に入れることが出来なくとも、、魅力の少ない異性を
手に入れればいいだけなのだが、それを望まない為、性的魅力の少ない
男女がペアを組むことは少ない。自分の魅力が劣っていても、魅力の高い
異性が欲しいという思いから格差が生まれてきている」


なるほど[E:sign03]な文章だ。
端的に言うと「自分のことは棚にあげて」なのだ。
じゃあ、なんで棚に上げちゃうのか?

それは相手も自分も尊重する姿勢がないから。

まず、相手を尊重していないことについて---
相手を自分の欲望(相手がこちらの思い通りになることを強要する気持ち)
の対象にしている。出会った瞬間から、自分の思い通りにいて欲しい
と願っている。もちろん相手を幸せにするにはどうしたらいいだろうなんて
視点は持っていない。

次に、自分を尊重していないことについて---
今の自分の姿(魅力的でない)を受け入れていない。自分が付き合った経験が
ないことから自分を否定している。現実から目を逸らすことで、問題の把握も
解決の糸口も掴めていない。

自分も相手も大切にせず、人間に対して盲目になると、自分の欲望に目線がいく。
その結果、自分を棚にあげちゃうんだ。


よく非モテの人は、コミュニケーション力が不足していると言われている。
いろんな意味で経験が少ないため、切れるカードが少ないと言ったほうがいい
だろう。
コミュニケーションとは時々刻々変化する状況に即して判断していくことなのだ。
もてない男のダメな部分ランキングの1位は【KY】なのだそうな。
経験が浅いと選択肢が思い浮かばず、柔軟性にかけた態度(KY)になる。
KYにならないためには、判断力を鍛えることなのだ。

経験するためには多くの人と交流する必要がある。沢山の人に出会い、ときに
ピンチに遭遇し、ときにダメだしを食らい、反省をしながら生きていくと、世の中
絶対がないことも見え、柔軟性が出てくるし、価値観を変える機会にも恵まれる。
同時に選択肢も増え、さまざまな技術も身に付く。
すると女性から頼もしい男性として映る。

犬のトレーニングでも人間のトレーニングでも同じ。急には変われない。だから
毎日訓練していくんだ。
結果が出なければ、何度でもフィードバックをかけて、治るまで、変わるまでやる。
もちろん、恋人が出来てからも、結婚してからもやり続ける。

恋愛や結婚は互いに価値観の異なる者同士が行動や生活を共にすることであり
そこに、判断力のない人や態度の硬い人がいてもジャマなのだ。
だから、付き合う前に、そのハードルを超えられるかチェックしている訳だ。

童貞ということは、変わることを頑なに拒否しているように見て取れる。
だが、童貞君はよく考えて欲しい。自分が大きいハードルを乗り越えてこそ
相応しい報酬が得られるのではないか?
自分も相手も尊重できるよう、まずは自分の心をよく見てあげて、受け入れて
そして、何をしたらいいか自分で考えて欲しい。

よく恋愛するにはポジティブになればいいとか、自分を好きになろうとか書かれて
いるが、私には雑で自分結論先行型だなあ、と感じる。
もっと、そういう気持ちになるまでにはプロセスがあるはず。
そのプロセスこそが未来の自分の身を助く大きな力のなりえるのだから。